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プロデューサー大国スウェーデンから誕生した美メロEDMデュオNOTD、初来日インタビュー! ファンの空港出迎えに感動! 大先輩ゼッドから教わったことって?

トビアス・ダニエルソン(左)、サミュエル・ブラント INTERVIEWS
トビアス・ダニエルソン(左)、サミュエル・ブラント

ストリーミング総再生回数が30億回を突破!プロデューサー大国スウェーデン発のEDMデュオNOTD(ノーテッド)が初来日。tvgrooveは、日本で初パフォーマンスを控える彼らにインタビューを行った。

NOTDは、トビアス・ダニエルソン(25)、サミュエル・ブラント(22)の2人からなるプロデューサー・デュオ。これまでにエド・シーランやリアーナ、ファーギーなど大物アーティストのリミックスを手がけているほか、オリジナル曲「So Close」「I Wanna Know」が米ポップ・ラジオでトップ40入りするなど、スウェーデン期待の新星だ。

近所のお兄ちゃんのような優しい笑顔が印象な2人

近所のお兄ちゃんのような優しい笑顔が印象な2人

そんな彼らに、tvgrooveは日本の印象や、結成秘話、人気DJゼッドと一緒に回ったツアーについてなど、さまざまな質問を投げかけた。まだインタビュー慣れしていない、フレッシュさ全開の2人の掛け合い、発言を楽しんで読んでいただきたい。

―まず初めに自己紹介をお願いできますか?

トビアス・ダニエルソン(以下、トビー):こんにちはトビーです。25歳です。

サミュエル・ブラント(以下、サム):こんにちはサムです。僕は22歳です。

ファンが空港で待ってくれていたことに驚いた

―今回が初めての来日ですが、日本はどうですか?来る前と来た後で何かイメージは変わりましたか?

トビー:日本に来ることは僕らの昔からの夢。(来日は)期待以上のすばらしい経験だった。一番驚いたことの一つは、ファンが空港で待ってくれていたことだね。

サム:そんなの今までなかったし。

トビー:本当にクールだったよ。それに、ここはすべてがステキで、食べ物もおいしいし、何もかもが良く見える。良いことばかりさ。

サム:同感だね。僕も一番驚いたのはファン(が待っていてくれたこと)だった。それには本当に驚いたよ。あと、日本はすごくクールな街だとも思う。だから、歩き回っておいしい食べ物を楽しんだり、ショッピングをしたりするのは本当に最高だ。

 

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――お気に入りの食べ物は見つかりましたか?

トビー:ラーメンを食べたんだけど、本当においしかった。

サム:昨日、僕らは寿司を食べたんだ。お店の名前は忘れちゃったけど、寿司はすばらかった。

――スウェーデンのものとは味が違いますか?

サム:そうだね。スウェーデンにも似たような食べ物があるんだけど、こっちの方がおいしいように感じた。

トビー:フレッシュだよね。

活動を始めたときに一番難しかったことは・・

―NOTD(ノーテッド)の名前の由来、結成の経緯を教えてください。

サム:SoundCloud(音声ファイル共有サービス)を通じてお互いを見つけたんだ。それぞれ自分の音楽を公開していたんだけど、トビアスの音楽を見つけて、気に入ったんだよね。そして、彼に一緒に仕事をしないか声をかけてみたら、了承してくれたんだ。

そして、僕たちは一緒に仕事を始めて、それから僕は実家から5時間離れた高校に入学することになった。その高校にはすでにトビアスが通っていたんだ。彼は3歳年上だからね。そこで出会い、活動し続けて、その先は知っての通りさ。

質問に耳を傾けてくれるサム

質問に耳を傾けてくれるサム

トビー:名前は(活動を)始めたときに考えたんだけど、良い名前が思いつかなくて、それが本当に難しかった。でもある日、僕らはお互いのフルネームを書いてみて、僕らの名字の最後の二文字を逆さまにしてみた。だから、「NO」はDanielson(ダニエルソン)の最後からとっていて、「TD」はBrandt(ブラント)の最後から取った。ちょっと複雑なんだけど。

――トビーさんとサムさんの共通の知人は2人が組むと知って驚いたのでは?

サム:そうでもないかな。僕らはただ趣味で一緒に音楽を作り始めたんだけど、それがたまたまうまくいったってわけで。

トビー:そうだね。それにスウェーデンではたくさんの人が音楽をやっていて、自然とバンドを組むし、プロダクション・デュオのようなことを始めるんだよね。

マックス・マーティンやアヴィーチーの曲を聴いて育った

―スウェーデンといえば、マックス・マーティンやアレッソ、アヴィーチーなどを輩出していることから、“プロデューサー大国”とも呼ばれていますね。お2人ともやはり、彼らの音楽を聴いて育ったのでしょうか。

サム:もちろん、そうだね。

トビー:マックス・マーティンの曲を聴いていたころは幼かったし、マックス・マーティンが手がけた曲とは知らずに聴いてたけどね。

サム:彼らはたくさんのヒット曲があるもんね。

トビー:もちろん、アヴィーチーもそうだ。特にハウス・ミュージックにおいて、彼は僕らにとって最大のインスピレーション源だし、僕らをさまざまな感情に引き込んでくれた。

―2019年には、Billboard Dance Chartでオリジナル曲「So Close」が、世界1位を記録しましたが、その当時の心境は?

トビー:ある意味で非現実的な感じ。僕らは自宅のスタジオで音楽を作っているだけで、それに夢中になるがあまり、数字や全てのことを忘れてしまうときもある。ただ、マネージャーが「1位だよ」と言ったときは非現実的な感覚だったね。

率先して話してくれたトビー

率先して話してくれたトビー

サム:とても非現実的だった。数字やチャートを見ても、実際に何が起こっているのかを理解するのは難しい。それよりも、ライブをして観客が一緒に歌っているのを見る方が実感がわくね。そのときに、「ああ、みんな本当に聴いているんだな」って感じるんだ。

「So Close」のミュージック・ビデオを日本で撮った理由

――「So Close」のMVは日本で撮影されたものでしたね。日本のファンにとってはうれしい映像になりましたが、撮影地はお2人が希望したのでしょうか?

トビー:レーベルがつないでくれたミュージック・ビデオのチームと仕事をしたんだけど、(日本で撮るのが)この曲にとって正しい選択だと感じたんた。

サム:ダンス・ビデオのような感じにしたかったし、日本の雰囲気や美学も大好きだったから、良い組み合わせになるって思った。

【動画】NOTD, Felix Jaehn – So Close (ft. Georgia Ku & Captain Cuts) (Official Video)

―今年リリースされたマイア・ライトさんをフィーチャリングに迎えた「AM:PM」がスマッシュヒットしていますね。この歌の誕生秘話を教えてください。

【音源】NOTD, Maia Wright – AM:PM (Lyric Video)

サム:この曲に取り組み始めたのは、1年以上前だったと思う。ソングライターのデヴァン(・グローバー)とグラント(・ブーティン)が書いたサウンドをもらったんだ。僕らはこの曲が本当に気にいったから、取り組み始めて制作をした。その後、スウェーデン出身の友人であるマイア・ライトに連絡をしたんだ。彼女がこの曲を歌ったとき、本当にすばらしかったよ。

フレッシュさ全開のNOTD

フレッシュさ全開のNOTD

―現在、世界的にK-POPが流行っていますが、その活躍で欠かせないのが北欧のプロデューサーですね。例えば、スウェーデンの Caesar & Louiは、TOMORROW X TOGETHERやITZY、BTSの作品にも参加していますが、お2人はK-POPひいてはアジアのエンタメにご興味はありますか?

トビー:異なることに取り組むことや、新しいアーティストと一緒に仕事をすること、新しいサウンドや僕らのサウンドを探求すること、新しい人たちとコラボレーションすることはいつも楽しいんだよね。

サム:そう、異なるジャンルを組み合わせたり、それを探求したりして、何が生まれるか見るのはいつも楽しいと感じてる。

――お2人は個人的にアジアの作品を観たり聴いたりはしますか?

トビー:時々聴くよ。僕はアジアの音楽の大ファンだし、色々なジャンルの音楽を聴くのが好きなんだ。そこから多くのことを学び、インスピレーションも得られる。ロックやR&B、ポップ・ミュージック、ハウス・ミュージックとかを聴くことで、新しいサウンドの作り方、つまり自分の音楽をさらに進化させることができると思うんだ。

ゼッドからたくさんのことを教わった

―これまでゼッドやザ・チェインスモーカーズらのサポート・アクトを務めてきたお2人ですが、その中でも勉強になった、印象に残っているアーティストはいらっしゃいますか?

トビーゼッドだね。アメリカとヨーロッパを回る長期間ツアーだったからね。彼のチームの仕事ぶりや、彼が移動やその他すべてのことにどのように対処しているのか、ステージのプロダクションなんかを見ることができて、すべてが学びのプロセスだった。当時、僕たちはショーをすることや色々なことに慣れていなかったから、プロフェッショナルな人がそばにいてくれて本当に良かった。

サム:うん、同感だ。彼は大物だけど、すごく謙虚で親切だった。僕らのショーに対してフィードバックもくれたり、ショーを立って見てくれたり、本当にクールな体験だった。

意見が一致しないこともあるけれど揉めたことはない

―とても仲が良さそうなお2人ですが、制作面でもめたときはどうしていますか?

サム:わからないな。僕らは最初から揉めることがなかった気がする。もちろん、時には意見が一致しないこともあるけれど、妥協点を見つけるようにしているかな。

トビー:うん、僕らはお互いにすごく信頼しあっていると思う。だから、僕たちが曲やその他のことで言い争ったことはないんだ。もし、(サムが)僕に「これに関しては僕を信頼して」というようなことを言えば、僕は「OK」という感じだしね。彼が言うように、妥協点を見つけて、折り合いをつけるんじゃないかな。正直言って、僕らはうまくいっているよ。

―ファンは知らないであろう秘密を教えてください。

トビー:僕について知っている人はそんな多くないと思うけど、10年間、サッカーをやっていたってことかな?

サム:(トビーに対し)僕について何か知ってる(笑)?

トビー:君がバイオリンを弾けるのは知ってるよ。

サム:そうなんだよね。7歳ぐらいのときにバイオリンをやってたんだ。

互いの秘密について考える2人

互いの秘密について考える2人

――その特技をいつか披露してくれることを期待しています!

トビー:サッカーをするのはいまだに好きだから、ミュージック・ビデオで披露するのも良いかもね。もしかしたらだけど(笑)。

―日本のファンを前に初めてパフォーマンス(※)しますが、意気込みや心境を教えてください。

トビー:すごくワクワクしているよ。(来日公演は)長年の夢だったからね。ファンのみんなの前でパフォーマンスするのが楽しみだよ。興奮と同時に緊張も入り混じっているけど。

※初来日公演を行う前にインタビューを実施。

東京公演では日本の国旗をふる場面も @notd / Instagram

東京公演では日本の国旗をふる場面も @notd / Instagram

―最後に日本のファンへメッセージをお願いします。

サム:やあ、元気かい?僕がサムでこっちがトビー。NOTDだよ。

トビー:日本のファンのみんなにあいさつしたかったんだ。応援してくれて本当にありがとう。もし今回のショーで会えなくても、近いうちにまた戻ってきたいと思ってる。そうすればみんなにあいさつできるよね。本当にありがとう!

(インタビューおわり)

今後のさらなる活躍に期待!

今後のさらなる活躍に期待!

リリース情報

NOTED…【Japan Edition】
https://umj.lnk.to/NOTD_NOTEDJP

<トラックリスト>
Track 1:AM:PM
Track 2:So Close
Track 3:I Wanna Know
Track 4:Keep You Mine
Track 5:I Miss Myself
Track 6:Been There Done That
Track 7:I Don’t know why
Track 8:Less I Know
Track 9:Killing Me
Track 10:What’s With The Roses
Track 11:Worst Thing
Track 12:about you
Track 13:Never A Good Time
Track14:AM:PM(YU-KA Version)※日本盤限定ボーナストラック

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