映画『マーベルズ』でミズ・マーベルを演じたイマン・ヴェラーニが、興行収入に関する質問を一蹴した。
【動画】映画『マーベルズ』予告編
木曜日のYahoo Entertainmentでのインタビューで、『マーベルズ』のミズ・マーベル/カマラ・カーンを演じたイマン・ヴェラーニは、4600万ドル(約68億2200万円)というMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画史上最低のオープニング興収となった『マーベルズ』の財政的な回収について質問を受けたが、イマンは興行収入の話には一切興味がないといった様子で質問を一蹴した。
イマンは「私自身の管轄じゃないことには焦点を当てたくないな。だって意味ないでしょ」「それ(財政的な問題)はボブ・アイガー(ディズニー社CEO)の仕事だよ」「興行収入なんて私には一切影響しない」と、興行収入の質問を一蹴した。
続けて彼女は「私は完成した作品に満足してるし、私が気にしていた人々は作品を楽しんでくれた。この映画を観る時間は本当に楽しい時間だし、それが私たちがこういう映画に求めるすべてでしょ?スーパーヒーローが出てきて、宇宙を飛び回って、小難しい内容じゃなくてチームワークと女性たちの絆を描いてる。楽しい映画を人々と共有できることをすごくうれしく思ってるよ」と、興行収入は関係なく、人々が作品を楽しめている現状に満足していることを強調した。
さらにイマンは「スティーヴン・キングが味方についてくれてるのも最高だよね」と、先日『マーベルズ』の失敗を笑う人々を「不愉快だ」とX(旧ツイッター)で切り捨てたレジェンド作家の反応を喜んでいる。
I don’t go to MCU movies, don’t care for them, but I find this barely masked gloating over the low box office for THE MARVELS very unpleasant. Why gloat over failure?
— Stephen King (@StephenKing) November 12, 2023
『マーベルズ』は現在全国の映画館で上映中。
イマン・ヴェラーニ主演のドラマシリーズ「ミズ・マーベル」はDisney +(ディズニープラス)で配信中。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。