ハリウッドのエージェンシーUTAが反ユダヤ主義的な発言を理由に、オスカー受賞女優スーザン・サランドンを解雇したと報道されている。Page Sixなどが報じている。
サランドンは、イスラエルに対する非難を続け、10月7日のハマスによる攻撃の後に行った最新の発言が問題視された。UTAの関係者によれば、サランドンの発言によりエージェンシーのスタッフの中には深く傷ついた者もいたとのこと。UTAの広報担当者は、サランドンを代理できなくなったと述べている。サランドンは、2014年以来UTAのクライアントである。彼女は今年になって『ブルービートル』や『Maybe I Do(原題)』などに出演したが、いくつかの映画が現在製作中だ。
先週のニューヨークでのプロ・パレスチナの抗議活動でのコメントで、サランドンは人々を激怒させた。「この時期、ユダヤ人であることを恐れている人がたくさんいて、アメリカでムスリムである気分を味わっている」と彼女は述べた。この発言に対して、元国連イスラエル代表のスピーチライターであるアヴィバ・クロンパス氏は、「スーザン・サランドンが『(ユダヤ人が)アメリカでムスリムである気分を味わっている』と言ったとき、彼女は、アメリカのユダヤ人がそれを受けるに値すると言っているのです。私たちが嫌がるだけでなく、他の人たちも激怒しています」と述べた。
サランドンは以前にも、イスラエルのヘリコプターが10月7日にイスラエル市民を殺害したと主張する極右のアカウントのツイートを再投稿し、批判されていた。
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