シャロン・ストーンが、数十年前にレオナルド・ディカプリオを手助けしたというエピソードについて言及した。
俳優のレオナルド・ディカプリオ(49)は今月上旬のEニュースのインタビューで、先輩女優であるシャロン・ストーン(65)を称賛。
ストーンを「映画界の超大物になってからも、多くの俳優たちに機会を与えている」と紹介すると、ディカプリオ自身も彼女に感謝しなければならない機会が「何度もあった」と述べ、「何度感謝のギフトを送っても感謝しきれない」と深い恩を感じていることを語っていた。
その件を受けて11月20日、シャロン・ストーン本人がインスタグラムの投稿を通じて、ディカプリオの給与の支払いを彼女が負担したことを明かした。
その作品とは1995年の西部劇映画である『クイック&デッド』。当時比較的新顔だったディカプリオを雇うことについて、スタジオは積極的ではなかったが、彼を信じたストーンは自らディカプリオの給与を負担したという。
【映画】『クイック&デッド』予告編
投稿のキャプションでストーンは「ええ、私は自費でレオナルド・ディカプリオの給与を負担したわ。ラッセル・クロウの給与は支払ってないけど、彼がオーストラリアから移動して来られる時間を稼ぐために、映画の撮影を2週間遅らせるよう頼んだわね。その分の出費については、プロデューサーのマイク・メダヴォイが同意してカバーしてくれたの」と、ほかのキャストのために出費や交渉を惜しまなかったことを説明。
最後に彼女は「ありがとう」と説明を締め括っている。
今では大御所として活躍を続けるレオナルド・ディカプリオも新人時代は大御所のサポートを得ていたという、長い年月を感じさせるエピソードだった。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。