マーゴット・ロビーは、『バービー』続編の可能性について疑念を表明し、最初の映画が3部作になることを計画していなかったと述べた。
『バービー』は、すべて完ぺきで幸せな日々を繰り返す“バービーランド”に住むバービー(演:マーゴット・ロビー)とケン(演:ライアン・ゴズリング)が、ひょんなことから“人間世界”へと飛び出すストーリー。日本では8月11日に公開された。
マテル社製人形のバービーを基にした本作は、2023年のサプライズ的大ヒットとなり、これまでのところ今年最高の興行収入、ワーナー・ブラザース史上最高の興行収入、女性単独監督による最高の興行収入など、複数の興行記録を打ち立てた。同時期に公開された大作『オッペンハイマー』を打ち負かすなど大成功を収めて以来、続編の可能性が取り沙汰されている。
“Barbie 2”? Margot Robbie on whether there will be a sequel to her summer hit. She produced and starred in Greta Gerwig’s film, which made over $1.4 billion at the box office. pic.twitter.com/x6dsIOq3iJ
— AP Entertainment (@APEntertainment) November 17, 2023
APエンターテインメントとの最近のインタビューで、マーゴットは『バービー2』についての考えを尋ねられた。すると「この作品にはすべてを注ぎ込んだと思う。3部作にするために作ったわけじゃない。グレタがこの映画にすべてを注ぎ込んだようなものだから、次に何が起こるか想像できないわ」とコメントしたマーゴット。大ヒットコメディーの続編が製作されることに疑問を表明した。
マーゴットの最新のコメントは、オリジナル映画公開前に発言していたコメントと一致しており、続編を設定することは、クリエイティブ・チームが「ちょっとした罠にはまる」ことにつながるとして、次作に進むことをためらっていた。グレタ・ガーウィグ監督自身は、最初の『バービー』にすべてのアイデアを注ぎ込んだ後「完全にゼロになった」と感じ、続編を作ることに消極的だが、「他の誰かの夢をつぶしたくない」とも認めていた。