11月17日にリオデジャネイロで行われたテイラー・スウィフトの公演で亡くなった女性、アナ・クララ・ベネヴィデスさん(享年23歳)の家族が、ブラジルのサンパウロで行われたテイラーの最終公演に出席しているのが目撃された。
The family of Ana Clara Benevides, a fan who passed away on the first night of Taylor Swift's concerts in Brazil, is present on the third and final night of #SaoPauloTSTheErasTour pic.twitter.com/wFQAWHQkyQ
— @21metgala (@21metgala) November 26, 2023
11月26日日曜日にXに投稿されたビデオでは、遺族がアリアンツ・パルケ・スタジアムのテント張りのVIPエリアに、ベネヴィデスさんの顔がプリントされたTシャツを着て集まっていた。遺族がテイラーのチームから個人的に招待されたのかどうかは不明だという。
既報の通り、リオデジャネイロ公演に訪れたベネヴィデスさんは猛暑の中、コンサート開始前に心停止に陥り、病院に搬送される途中で死亡した。ソーシャルメディア上のファンたちは、スタジアムに水筒を持ち込むことを禁止されたと主張した。週末に共有された複数のビデオでは、テイラーが何度もショーを中断し、水を求めるファンの声を代弁していた。
ファンの訃報を受け、テイラーはその夜、自身のインスタグラム・ストーリーに直筆の手紙を投稿した。「このような言葉を書いていることが信じられないのですが、今夜私のショーの前にファンを亡くしました」「このことにどれほど打ちのめされているか、言葉では言い表せません」と書いた。そしてテイラーは、悲しみに打ちひしがれていることから、ステージでこのことについて話すことはできないだろうと付け加えた。
テイラーはその後行われたコンサートのパフォーマンス中にベネヴィデスさんの死について触れることはなかったが、11月19日にステージに立ち、「Bigger Than the Whole Sky」を披露。ファンがベネヴィデスさんへのトリビュートだと推測している。