キャプテン・アメリカ役で知られるクリス・エヴァンスが、“初期アベンジャーズ復活”に関してコメントした。
今月上旬、Variety誌はマーベル・スタジオが“アベンジャーズの初期メンバー”であるアイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)、ソー(クリス・ヘムズワース)、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)、ハルク(マーク・ラファロ)、ホークアイ(ジェレミー・レナー)、そしてキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)を新たな映画で復活させようと企画していると報じた。
マーベル・スタジオはこの件について具体的な発表はしておらず、逆に言えば2026年、2027年に公開予定の『Avengers:The Kang Dynasty』『Avengers:Secret Wars』でこれが起きる可能性もあるかもしれない。
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しかし、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスによると、“復活案”に関して現時点ではまだ何も連絡が来ていないそうだ。
TheWrap誌の取材に応じたエヴァンスは「その報道はしょっちゅう目にするし、僕にとってもニュースだよ。数ヶ月に一度は、誰かが『(ロバート・)ダウニー(・Jr.)や、(クリス・)ヘムズワースや、スカーレット(・ヨハンソン)が戻ってくる!』って言ってるよね」と本人もそのようなニュースは何度も目にしていることを口にする。
しかし続けて彼は「僕はこの件に関して絶対ないとは言わないけど、でも本当に、すごく保守的だよ。(キャプテン・アメリカは)僕にとって、とても大切な役なんだ。だから正しい形で扱われなければならない」と、可能性がゼロでないとはしつつも、大切なキャラクターを雑に復活させることだけは許さないスタンスだと説明した。
ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンもこの件には困惑気味の様子であったし、多くのキャスト・ファンに愛されたヒーローたちを復活させるのであれば、キャスト・ファンを納得させる形でなければ批判が殺到しそうだ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。