『マレフィセント』第3弾で、アンジェリーナ・ジョリー演じるマレフィセントが戻ってくる。
ウォール・ストリート・ジャーナル誌によると、『マレフィセント』シリーズ第3弾が製作中だという事実が公式に認められたようだ。そして、主演マレフィセント役は、アンジェリーナ・ジョリーが再演するという。
『眠れる森の美女』の悪役であるマレフィセントを新たな視点から描く『マレフィセント』第1作は2014年、第2作(『マレフィセント2』)は2019年にリリースされ、マレフィセントをアンジェリーナ・ジョリー、オーロラ姫をエル・ファニング(『パーティで女の子に話しかけるには』『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』)が演じた。
【動画】『マレフィセント』予告編
第3作の製作が発表されたのは2021年9月のことだったが、それ以降、製作が継続されていることが確認されたのは今回が初めて。
ジョリー以外のキャストについては明かされていないが、過去作ではファニングのほか、ハリス・ディキンソンやミシェル・ファイファー、MIYAVIなども出演している。
【動画】『マレフィセント2』予告編
ジョリーは同誌のインタビューでいずれロサンゼルスを離れるつもりだと女優業引退を示唆するようにも思える発言をしているが、現在彼女はスティーブン・ナイト(「ピーキー・ブラインダーズ」)が脚本を手がけ、パブロ・ラライン監督(『スペンサー ダイアナの決意』)がメガホンを取るオペラ歌手マリア・カラスの伝記映画『Maria(原題)』を撮影中。また、2024年8月公開予定の『カンフー・パンダ』4作目でも声優としてマスター・タイガー役を続投する。
いずれは引退を視野に入れているかもしれないアンジェリーナだが、まだしばらく女優業を続けそうだ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。