活動休止中の「ワン・ダイレクション(1D)」メンバーで、現在ソロアーティストとして活躍しているリアム・ペインが、1Dの成功には「毒性」があったと語った。
「ワン・ダイレクション」は世界中で成功をおさめ、メンバーは超多忙な日々を過ごしていたが、2016年3月頃から無期限活動を休止。現在はそれぞれがソロアーティストとして活躍を見せている。
リアム・ペインは先日、Men’s Health Australiaのインタビューに対し「1Dが成功して、ライフスタイルが妙なものになった。しばしば酔っぱらった状態でステージに立つこともあった」と、ストレスの多い1D時代を振り返った。
リアムは「毎日22曲の全く同じ曲を、何百回も、ハッピーじゃない時にもやらなくちゃいけない。ステージに上がる前にディズニーのコスチュームを着るっていう感覚。でもそのコスチュームの下で僕は怒りを抱えていることが多かった。他に、なにが起こっているかを理解する方法がなかったから」と告白。
さらに「楽しかったんだけどね。本当に最高だった。でもそれ(成功)の一部分は“毒性”を持ったことは確かだよ」と、彼らの成功が自身のメンタルヘルスに悪影響をもたらしていたことを明かした。
現在多くの人が自身の精神の問題と闘っている。しかしリアムは「メンタルヘルスに問題を抱えているのに、必要な対処を得ていない人が多い。それが僕らの業界の問題だよ」と、ちゃんと治療を受けていない人が多いと指摘。
「僕はラッキー。悪影響な環境から抜け出せて、普通の感覚を取り戻せたからね」と、現在は心身ともに健康的であると話した。
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