ジェームズ・ガンが、『Superman:Legacy(原題)』のプロジェクト進捗をシェアした。
DCスタジオの共同トップとしてスーパーヒーロープロジェクトを手がけるジェームズ・ガン(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』監督)は、今作のストーリーボードの写真をThreads(スレッズ)にシェアした。
投稿者: @jamesgunnThreadsで見る
「ネタバレか?たぶんそんなことはないよ」とキャプションに記したガンは、続けて「僕は『Superman:Legacy』のショットやストーリーボードを常に描き続けているよ。これはその中のひとつ。私たちが話し合っていたこのショットがどれだけタイトになるかを僕の部門のヘッドに伝えようと送ったものだ」と写真について説明。
画像の中で何が起きているのかとファンが質問すると、ガンは「カメラはキャラクターと一緒に後ろに移動しているんだ。大きな矢印はカメラの動きを、細い矢印は被写体の動きを示している」と、絵の意味を解説した。
映画の詳細なプロットはまだ明かされていないが、俳優組合のストライキが終了したことによって、キャスティングは進行中。すでにアナウンスされているキャストとしては、デヴィッド・コレンスウェット(スーパーマン/クラーク・ケント役)、レイチェル・ブロズナハン(ロイス・レイン役)、ニコラス・ホルト(レックス・ルーサー役)、スカイラー・ギソンド(ジミー・オルセン役)、サラ・サンパイオ(イヴ・テシュマッカー役)、アンソニー・キャリガン(メタモルフォ役)、イザベラ・メルシード(ホークガール役)、ネイサン・フィリオン(ガイ・ガードナー/グリーン・ランタン役)、エディ・ギャスギ(ミスター・テリフィック役)が判明している。
またガンは、今作でのスーパーマンの衣装と映画音楽に関しても言及した。「衣装はほとんど完成しているんだけど、まだいくつかの要素について議論中なんだ」と衣装の進捗を報告したガンは続けて「スコアの多く-中心となるテーマの多くさえも-すでに書かれているよ」と映画音楽についてはほとんど完成していることを明かした。
なぜ映画の作曲家がまだ公表されていないのかについて別のファンが尋ねると、ガンは契約がしっかり成立していない可能性を述べ、「確認が必要なんだ」「(わかるよ。『ほとんどの音楽がすでに完成してるのに?おかしな話だな』と思うよね。でもアーティストがインスピレーションの波に乗ってる時に(契約がまだだとしたら)どうすべきだと思う?僕だって『ピースメイカー』『Creature Commandos(原題)』のすべてを契約締結前に書いたんだよ)」と、作曲家との契約が完全に成立していないかもしれないため公表されていないこと、インスピレーションが大切な業界においてはこのようなことも珍しくないことを説明した。
『Superman:Legacy(原題)』は2025年7月11日に全米公開予定。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。