『アクアマン/失われた王国』の公開を控えたジェイソン・モモアが、“ファンが気に入ってくれるならアクアマンをずっと演じ続けたい”との思いを表明した。
最新DC映画『アクアマン/失われた王国』に関するエンターテインメント・トゥナイト誌のインタビューで、モモアは「俺は(アクアマンという)キャラクターが大好きで、できれば長い間演じていきたい」と、5年ぶりに主人公としての続編が控えるアクアマンというキャラクターへの愛を語った。
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しかしモモアはアクアマンを今後も演じ続けられるかどうかについては悲観的なようで、「もし観客が気に入ってくれたら、今後も可能性があるかもしれない」「でも現状、このままだと見込みは良くなさそうだなと思っているんだ」と赤裸々な思いを語る。
このままではアクアマンを演じ続けられないかもしれないとの不安もありつつ、モモアは「もし俺の居場所を作ってもらえるなら、ぜひ参加したいと思ってるよ」「ここは俺の家だ。ワーナーとDCは完全に俺の家なんだ」と強い熱意を見せた。
またモモアはアクアマンというキャラクターが「どこに向かってほしいか」を「ある程度考えている」と語り、「これから10年与えられたとしても、たくさん面白いことができるはずだよ」と、続けば面白いことはいくらでもできるとの希望的観測を口にし、「俺はこの役と世界観を楽しんでるから、あとは人々がそれを愛してくれるかどうかにかかってるね」と、アクアマンが観客に愛されることを望んだ。
『アクアマン/失われた王国』では、「夫であり父である新しい一面を見せる」というアクアマン/アーサー・カリー(ジェイソン・モモア)が、復讐心に燃え伝説のトライデントで邪悪な力を解き放つブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)の脅威に立ち向かうといった戦いが描かれる。
監督は前作に引き続きジェームズ・ワン(『死霊館』『ワイルド・スピード SKY MISSION』)。
ニコール・キッドマンやパトリック・ウィルソン、アンバー・ハードも再出演する『アクアマン/失われた王国』は、1月12日(金)日本公開。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。