ノア・バームバックとグレタ・ガーウィグが10年以上の交際を経て結婚した。
ノア・バームバック(『マリッジ・ストーリー』などの監督)とグレタ・ガーウィグ(『バービー』などの監督/『20センチュリー・ウーマン』などに出演)がニューヨーク市庁舎において結婚したと、ガーウィグの代理人がPEOPLE誌に認めたようだ。
バームバックが監督し、ガーウィグが出演した映画『ベン・スティラー 人生は最悪だ!(2010)』で出会って以来、2011年以降は公に交際してきたふたり。
【動画】『ベン・スティラー 人生は最悪だ!』予告編
2020年には婚約するも、「結婚が直近に迫っているように聞こえるから」という理由で彼ら自身を「婚約者(フィアンセ)」とは呼ばないスタンスを貫いてきたが、10年以上の交際を経てついに結婚にいたったことになる。ちなみに今年初旬、ふたりは2人目(バームバックにとっては3人目)の子どもを授かっている。
ふたりは共にハリウッドで成功しており、それぞれ個人で、また共に携わった仕事においても数多くの栄誉や功績を残している。
ふたりの2020年のニュースは婚約だけではなく、アカデミー賞ではバームバックが監督作『マリッジ・ストーリー』で作品賞を含む2部門にノミネートされたし、グレタ・ガーウィグも監督作『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』で脚色賞にノミネートされた。
【動画】『マリッジ・ストーリー』予告編
さらにふたりが共同で脚本を書き、ガーウィグが監督した『バービー』は2023年を代表する大ヒット映画。2024年のアカデミー賞でも複数部門のノミネートが期待されている。
【動画】『バービー』予告編
バームバックとガーウィグは、脚本、監督、俳優として頻繁に協力してきた。『バービー』以外でふたりが共に携わった作品としては『ホワイト・ノイズ』『フランシス・ハ』『ミストレス・アメリカ』などが有名だ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。