アダム・ドライバーが、今後の『スター・ウォーズ』作品への参加可能性を否定した。
※この記事には『スター・ウォーズ』シリーズのネタバレを含みます。
現在、マイケル・マン監督の『Ferrari』のプロモーション中のアダム・ドライバー。彼はポッドキャスト番組「Smartless」でのインタビューに応じた際に、『スター・ウォーズ』の新作について質問を受けた。そのうちの1つは、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の15年後を描く、レイ(デイジー・リドリー)が主人公の作品だ。
【動画】『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』予告編
もちろん『スカイウォーカーの夜明け』においてアダム・ドライバー演じるカイロ・レン/ベン・ソロは死亡している。しかし、『スター・ウォーズ』シリーズにおいては死亡したキャラクターがフォース・ゴーストとして登場する前例がある。アレック・ギネス、マーク・ハミル、ハリソン・フォードなどがこれまでにフォース・ゴーストとして再登場を果たした。
しかし、再登場の可能性を聞かれたドライバーは「彼らは何かに打ち込んではいるけど、そこに僕はいない。僕はもう(スター・ウォーズ映画には)出ないよ」と、今後のスター・ウォーズ作品には出ないことを明言。「キャラクター(の人生)が終わったから、君(のスター・ウォーズ人生)も終わりということか」と聞かれた彼は、それを肯定した。
ドライバーは最近、リッチ・アイゼン・ショーにおけるインタビューでも『スター・ウォーズ』について尋ねられ、その際に彼はカイロ・レンに関して計画されていた物語が新たな『スター・ウォーズ』三部作の中で変更されて失望したことを明かしており、それも今回の明確な参加否定につながったのかもしれない。
ルーカスフィルムは新たなスター・ウォーズ作品の計画を進めており、今のところは2026年5月22日、2026年12月18日、2027年12月17日に公開予定とされている。
アダム・ドライバーはもう戻ってこないかもしれないが、レイ役デイジー・リドリーは「とても楽しみ。ストーリーが最高にクールなの。早く脚本を読みたいな」とワクワクしているようだ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。