熱心な「スター・ウォーズ」ファンが、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の戦闘シーンをアニメ化した。
時にファンの情熱は、誰もが驚くクオリティの二次創作を生み出すことがある。スター・ウォーズやマーベルなどの二次創作作品をアップロードしていることで知られるYouTubeチャンネル“HELLO THERE”が12月30日にアップロードしたハイクオリティな新作動画が、1月3日時点で168万回再生を記録している。
この動画では、なんと『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』におけるアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)とオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)のライトセーバーを使用した戦いを、15分間の長さで丸々アニメ映像化してしまったのだ。
【動画】ファン製作によるアニメ版の決闘シーン
細かいライトセーバーの動きやふたりの身のこなし、背景の建物やマグマなど、全体を忠実にアニメにしただけでなく、その画風が徹底してアニメシリーズ「スター・ウォーズ:クローンウォーズ」風に再現されているというのもファンを大喜びさせる要素。
ちなみにこの動画については2020年7月の時点で「予告編」がアップロードされており、いかに長い時間・手間をかけて完成にいたったかがわかる。
【動画】このファンメイド動画に関する「予告編」
コメント欄は「言葉にならない。ずっと泣いてるよ」「ジョージ・ルーカスから直接連絡が来るんじゃないか」「どれだけの苦労があったことか。本当に美しい映像だ」と大絶賛。今も再生回数は伸び続けている。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。