映画版「マインクラフト(Minecraft)」にジャック・ブラックの出演が判明。
2023年、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が世界的に大ヒット。クリス・プラットが演じるマリオ、アニャ・テイラー=ジョイ演じるピーチ姫といった豪華キャストの中でも、ひときわインパクトを残したのがジャック・ブラック(『スクール・オブ・ロック』『ホリデイ』)が声を演じたクッパだろう。
クッパは威圧感のある大迫力の悪役であっただけでなく、ピーチ姫を思ってピアノを弾きながら熱唱するといった姿も見せ、大きな話題になった。そんなジャック・ブラックが再びビデオゲームの映画化作品に参戦。今度はなんと「マインクラフト」。
「マインクラフト」の映画化は以前から報じられていたが、Deadline誌によると、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ社、VERTIGO社、レジェンダリー社が、”マイクラ”こと「マインクラフト」の映画に着手間近であるとのことだ。
立方体のブロックを掘り進め、素材を集めて物を作るといった行動によりサバイバルするゲーム「マインクラフト」は、“四角”だらけの単純なビジュアルに見えるが、単純だからこそできることの可能性は無限大で、その自由度の高さもあって世界中の多くのゲームファンに愛されている。
【動画】多くのエンタメ・コンテンツとコラボしている“マイクラ”
独特の世界観がどのように映画化されるのかは明らかではないが、今回ジャック・ブラックがスティーブ役を演じることが判明した。「マインクラフト」におけるスティーブはプレイヤーが操作できる主人公ともいえるキャラクターであり、人気ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」でもファイターの1人として参戦していることでおなじみだ。
【動画】「スマブラSP」へのスティーブ参戦には世界中が沸いた
しかし今作の主演はジェイソン・モモア(『アクアマン』)と言われていることから、スティーブは主人公という立ち位置ではないのかもしれない。
映画版「マインクラフト」には、ほかにエマ・マイヤーズ(「ウェンズデー」)、ダニエル・ブルックス(『カラーパープル(2023)』)などの出演も報じられている。
“マリオ”に続き、“マイクラ”も大ヒットなるか。更なる続報に期待だ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。