現地時間1月7日に行われた第81回ゴールデン・グローブ賞の授賞式に、『バービー』のマーゴット・ロビーが登場した。
第81回ゴールデングローブ賞授賞式で、主演女優賞(コメディ・ミュージカル映画部門)にノミネートされたマーゴット・ロビーがレッドカーペットに登場。“ピンク”なだけでない彼女の衣装が話題になっている。
『バービー』で2023年大活躍したロビーがピンクのドレスを着用したのは誰もが予想したことだが、今回彼女が着用したのはピンクなだけではない衣装。1977年の商品“スーパースター・バービー”を元に、アルマーニの協力によって作られたオーダーメイドのドレスだった。
ゴールデングローブ賞でも作品賞(コメディ・ミュージカル部門)にノミネートされた『バービー』は、昨年夏に公開されて世界で14億ドル(約2021億円)の興行収入を叩き出し、2023年トップ、およびワーナー・ブラザース映画史上トップの興行収入となった。
興行収入での大成功について言及されたマーゴットは、「数字が表す以上のことを経験したよ」「映画が公開された週末、劇場に行ったらピンクを着た人やケンの格好をした人で埋め尽くされていて、その光景を見た時のワイルドの感覚は、子どもの頃以来に感じたな」と、ファンが『バービー』にかけた情熱を喜んだ。
さらにインタビューではハーレイ・クインに話題が及ぶ。マーゴットは『スーサイド・スクワッド』など3本のDCコミックス映画でハーレイ・クインを演じ、今度はレディー・ガガが『ジョーカー』の続編『Joker: Folie à Deux(原題)』でハーレイ役となるからだ。
Margot Robbie has not contacted Lady Gaga yet about playing Harley Quinn.
“She’s going to crush it! She’s going to be amazing,” Robbie said on the #GoldenGlobes red carpet. “I actually haven’t spoken to her about it. I almost don’t want to know so I can save it for a surprise… pic.twitter.com/sZ8ukHFdtg
— Variety (@Variety) January 8, 2024
「彼女(ガガ)は絶対最高だよ!すばらしい演技をするはず」とガガに太鼓判を押すマーゴットは続けて「実はまだ彼女とはその件について話したことはないの。映画についてあまり知りたくないのよ。観るまでサプライズをとっておきたい」と明かす。ガガのハーレイについてはスクリーンで初めて味わいたい意向のようだ。
「私はいつだって、ハーレイは色々な女優に演じられるキャラクターであってほしいと思ってる。(色々な俳優が演じるような)象徴的な男性キャラクターがたくさんいるようにね」と、スーパーマンやジェームズ・ボンド、そしてジョーカーのように、ハーレイ・クインも独り占めせず色々なバージョンが作られるべきだと考えているマーゴット。
続けて「彼女(ガガ)にとってもハーレイ役を演じるのは夢だったはず。ハーレイは色々な演じ方ができる楽しいキャラクターだから、他の人が演じるとなると、『彼女が演じるとどうなるんだろう』って感じ。可能性は無限大だよね」と、マーゴットはガガによるハーレイ・クインに期待していた。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。