Netflix(ネットフリックス)にて『フィアー・ストリート』シリーズの新作が製作中であると、作家のR・L・スタインが明かした。
この映画はスタインの小説「フィアー・ストリート」シリーズの中の1作、1992年の「The Prom Queen(原題)」に基づく映画だという。
Movie News: I can finally announce that a new Fear Street movie is about to go into production for Netflix. It’s based on my Fear Street book, The Prom Queen. Good news! pic.twitter.com/lgKvhDFV5F
— R.L. Stine (@RL_Stine) January 13, 2024
スタインは土曜日にX(旧:ツイッター)を更新。「映画ニュース:ついに発表できる時が来た。『フィアー・ストリート』の新作映画がNetflixで製作開始。僕の『フィアー・ストリート』シリーズの本『The Prom Queen』が原作になるよ。朗報だね」と彼は自身の作品が再び映画化されることを喜んだ。
今回の映画化は『フィアー・ストリート』作品としては4作目。前回はリー・ジャニアック監督による三部作としてNetflixオリジナルのホラーシリーズ『フィアー・ストリート Part 1:1994』『フィアー・ストリート Part 2:1978』『フィアー・ストリート Part 3:1666』が作られ、同じ土地で時代を超えて展開する物語を描いた。
3作それぞれ、さまざまなホラー映画の“あるある”を詰め込んだような作風になっており、『13日の金曜日』『ディセント』『シャイニング』『ウィッチ』など、キャンプ場のスラッシャーホラーから魔女狩り物語まで多くの要素を感じさせるシリーズとなっている。
新しい映画に関する詳細はまだ明かされていないが、スタインのウェブサイトに掲載された原作の公式説明では以下のように紹介されている。
「春の夜…柔らかな月明かり…美しきプロム・クイーン候補者5人…シェイディサイド高校のプロムで踊るカップルたち-これらはロマンスの要素であるべきだ。しかし、残忍な殺人が1つ、もう1つ、そしてもう1つと絡むと、これらのレシピはすぐにホラーに様変わりする。リジー・マクベイは、誰かが5人のプロムクイーンの候補者を1人ずつ殺害していること、そして彼女がリストの次になることに気づく!彼女はダンスパーティーが終わる前に、いや永遠にダンスができなくなる前に、殺人鬼を止めることができるのか?」
プロムの夜を舞台にしたスラッシャーホラーと思われる今作。プロム・ホラーといえば『キャリー』などの名作も思い出しワクワクさせられるホラーファンもいるだろう。今後の続報に期待だ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。