マネスキンが「THE FIRST TAKE」に出演した。
1月19日(金)22時、YouTubeの人気チャンネル「THE FIRST TAKE(ザ・ファースト・テイク)」から新たな動画が公開。今回楽曲を披露したのは、日本でも大人気のイタリアのロックバンド マネスキン(MÅNESKIN)だ。
22時から公開となったこの動画、開始前から1300人以上が待機していた。4人が登場し、静かに腰掛ける。メンバーはそれぞれアコースティック・ギター、アコースティック・ベースを構え、普段はドラムスのイーサンもタンバリンとカホン(座って叩く楽器)というスタイルだ。ボーカルのダミアーノが「準備はいいかい」と声をかけると、ベースのヴィクトリアが「Let’s Go」と発し、イーサンがカウントダウンを始めた。
彼らが今回演奏したのは、「I WANNA BE YOUR SLAVE(アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ)」のアコースティック・アレンジ・バージョン。今回だけの特別なアレンジ。
ダミアーノの歌声とイーサンだけの演奏でスタートし、ベースのヴィクトリア、ギターのトーマスが順に参加。淡々としかし情熱的に歌い上げるダミアーノ。座ってアコースティック・スタイルでもいつもどおり楽しそうにノリノリのヴィクトリア。冷静にギターソロを弾き鳴らすトーマスの横で気持ちよさそうにカホンを叩くイーサン。
“And if you want to use me, I could be your puppet”の部分は静かな環境だからこそ際立つささやき声で聴かせてくれるダミアーノは、最後のフレーズもささやき声で披露し、演奏後は「ベリッシモ、ありがとうございます」とクールに締めた。
公開後10分現在、すでに再生回数は5,000を突破。この数字が、勢いの止まらないマネスキンの絶大な人気を物語っている。
マネスキン(MÅNESKIN) アーティスト情報
マネスキン(MÅNESKIN)はボーカルのダミアーノ・デイヴィッド、ギターのトーマス・ラッジ、ベースのヴィクトリア・デ・アンジェリス、ドラムスのイーサン・トルキオの4人からなるイタリア出身のロックバンド。バンド名はデンマーク語で「月光」という意味(正しく発音すると“モーネスキン”の方が近い)。
2021年に世界中のストリーミングチャートで圧倒的な存在感を示したマネスキンは2022年夏の初来日(音楽フェス「サマーソニック」にも出演)をきっかけに日本での人気を爆発的に伸ばす。2023年1月にはニュー・アルバム「RUSH!」を発売、2023年12月に再来日し、4会場のチケットは早々に完売した。来日時にはテレビ朝日系「MUSIC STATION」などテレビやメディアにも登場、日本での知名度をよりいっそう上げた。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。