ジョディ・フォスターが、『スター・ウォーズ』のレイア姫役をオファーされていたことを明かした。
人気番組「The Tonight Show」に出演したジョディ・フォスターが、『スター・ウォーズ』レイア姫役をオファーされていたが、ディズニーとの契約を理由に断ったことを司会のジミー・ファロンに語った。
【動画】「The Tonight Show」(英語)
ファロンが「あなたは多くの象徴的な役をこなしてきたよね。どれも好きだったよ」「ちなみに、インターネットで見かけたウワサなんだけど、『スター・ウォーズ』でレイア姫役をオファーされていたって本当なの」と尋ねると、フォスターは「ええ、そうよ。彼らはより若いレイア姫役を探していたんだけど、私にはしがらみがあった。私はディズニー映画に取りかかっていて、すでに契約下にいたからディズニー映画を抜け出そうとはしなかったの」と、ディズニー映画が理由(※)でレイア姫は演じられなかったことを明かした。
※『スター・ウォーズ 新たなる希望(1977)』の制作時期を踏まえると、ディズニー映画というのは『フリーキー・フライデー(1976)』だろうか。
実際にレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーは1作目当時19歳。当時のジョディ・フォスターは13〜14歳であったため、フォスターがレイア姫を演じていたら印象が大きく変わっていたかもしれない。13〜14歳といえど、その頃にはフォスターはすでに『タクシー・ドライバー』などで活躍しており、若くしてアカデミー主演女優賞にノミネートされていた実力派だ。
とはいえフォスターはキャリー・フィッシャーがレイア姫を演じた『スター・ウォーズ』を褒め称えている。「彼女たちはすばらしい仕事をしたわ」「私ならどうできていたかわからない。髪色も違うしね(笑)私じゃパイナップルみたいになってたかもよ」と、髪型が特徴的なレイア姫が金髪のフォスター版だったらどうなっていたか、と想像を巡らせるフォスター。それはそれで見てみたかったかもしれない。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。