ヒュー・ジャックマンが『デッドプール3』でのウルヴァリン再演に向けてトレーニングしている様子をシェアした。
ヒュー・ジャックマンがInstagram(インスタグラム)を更新。彼がトレーニングに打ち込んでいる様子を撮影した動画をシェアした。キャプションでは「明日以外は休日なし」とストイックな姿勢を語り、「#becomingwolverineagain(再びウルヴァリンになるぞ)」とハッシュタグをつけた。
この投稿をInstagramで見る
『デッドプール』3作目は2024年7月26日全米公開に向けて製作中。主人公デッドプール/ウェイド役は過去2作に引き続きライアン・レイノルズ(『名探偵ピカチュウ』『フリー・ガイ』)が務め、『X-MEN』シリーズの人気キャラクターであるウルヴァリンも登場。彼を再びヒュー・ジャックマン(『レ・ミゼラブル(2012)』『グレイテスト・ショーマン』)が演じる。
監督はショーン・レヴィ。レヴィは『フリー・ガイ』『アダム&アダム』でライアン・レイノルズを、『リアル・スティール』でヒュー・ジャックマンを主演に起用したこともあり、メインキャストたちとの信頼関係も厚そうだ。
デッドプールとウルヴァリンが撮影セットにいる様子は数々のメディアに報じられているが、これについてレイノルズは頭を悩ませていた。12月にレイノルズはInstagramのストーリー投稿において「サプライズは劇場映画の魔法の一部。デジタルや屋内ではなく、実際の自然な環境で現物を撮影しつつ、実用的な特殊効果を使用することが重要なんだ」と野外セット撮影の必要性を説明し、「望遠レンズがサプライズを台無しにしていて、みんなが困難な状況に直面しているよ」と、外部から撮影されて情報が漏れることに苦言を呈していた。
レイノルズは「こちらが準備できるまで、ウェブサイトやSNSで写真を投稿するのは控えてほしいな」「映画は観客の喜びがあって成り立つ。僕たちの最大の願いは、映画と大きなスクリーンのために、できるだけ多くの魔法を(ネタバレせず)取っておくことなんだ」と、サプライズを残しておきたいことを説明。
「みんながネタバレを投稿する理由は、映画が楽しみだからだろう」と、楽しみで映画公開前に盛り上がってしまうファン心理に理解は示しつつ、やはり“余計な詮索”は控えてほしいようだった。
『Deadpool 3(原題)』は2024年7月26日全米公開。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。