『ジュラシック・ワールド(ジュラシック・パーク)』シリーズの完全リブート版の新作映画が制作中であることが判明した。
Deadline誌の報道によると、『ジュラシック・ワールド』シリーズの新たな完全リブート映画が制作中で、元祖『ジュラシック・パーク(1993)』および2作目『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997)』の脚本家デヴィッド・コープが関与していることが確認されたという。2作において、コープはマイケル・クライトンの小説をもとに脚本を作り上げた。
この新作映画は完全なリブート作品であり、『ジュラシック』シリーズに全く新しい風を吹かせる予定。そのため、これまで『ジュラシック・ワールド』『ジュラシック・パーク』シリーズで活躍したクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジェフ・ゴールドブラム、ローラ・ダーン、サム・ニールは戻らないと予想されている。
今作はアンブリン・エンターテインメント社を通じてスティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル、パトリック・クロウリーが製作に名を連ねる予定で、スピルバーグは製作総指揮を務めるようだ。
『ジュラシック』シリーズは過去6作品で全世界で60億ドル(約8885億円)以上の興行収入を達成。最新6作目である『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2022)』は世界興行収入10億ドル(約1481億円)を達成している。
脚本家デヴィッド・コープは金曜日の夜にサンダンス映画祭に参加。彼が脚本を手がけ、スティーヴン・ソダーバーグ監督、ルーシー・リュー、クリス・サリバン、ジュリア・フォックス、カリナ・リャンらが出演した映画『Presence(原題)』が上映された。
彼がチームに戻り、スピルバーグらが製作を務める『ジュラシック』シリーズ最新作の続報に期待だ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。