2024年1月23日、第96回アカデミー賞のノミネート作品が発表された。この記事では各ノミネート作品が今どこで観られるのか、または日本では現状観られないのか、鑑賞方法や上映予定ごとにまとめた。(情報更新(1月30日):『アメリカン・フィクション』がAmazon Prime Videoにて2月27日から配信予定。)(情報更新(2月7日):『ありふれた教室』が5月17日、『ホールドオーバーズ(仮題)』が6月21日に日本公開。)
部門ごとのノミネート一覧はこちら
鑑賞方法リストは以下のとおり。
Netflix(ネットフリックス)で見放題配信中の作品(1月24日現在)
『マエストロ:その音楽と愛と』
作品賞、主演女優賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、音響賞の7部門にノミネート。Netflixで配信中。(予告編↓)
『ナイアド〜その決意は海を越える〜』
主演女優賞、助演女優賞の2部門にノミネート。Netflixで配信中。(予告編↓)
『雪山の絆』
国際長編映画賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネート。Netflixで配信中。(予告編↓)
『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』
主演男優賞にノミネート。Netflixで配信中。(英語版予告編↓)
『伯爵』
撮影賞にノミネート。Netflixで配信中。(英語字幕付予告編↓)
『ニモーナ』
長編アニメ映画賞にノミネート。Netflixで配信中。(予告編↓)
『ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー』
歌曲賞にノミネート。Netflixで配信中。(英語版予告編↓)
『彼方に』
短編実写映画賞にノミネート。Netflixで配信中。(英語版予告編↓)
『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』
短編実写映画賞にノミネート。Netflixで配信中。(予告編↓)
Disney+(ディズニープラス)で見放題配信中の作品(1月24日現在)
『ザ・クリエイター/創造者』
音響賞、視覚効果賞の2部門にノミネート。Disney+で配信中。(予告編↓)
今作について詳しくはこちらのレビュー記事へ。
『マイ・エレメント』
長編アニメ映画賞にノミネート。Disney+で配信中。(予告編↓)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Volume3』
視覚効果賞にノミネート。Disney+で配信中。(予告編↓)
『フレーミングホット!チートス物語』
歌曲賞にノミネート。Disney+で配信中。(予告編↓)
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
作曲賞にノミネート。Disney+で配信中。(予告編↓)
『ラスト・リペア・ショップ』
短編ドキュメンタリー映画賞にノミネート。Disney+(日本語字幕あり)およびYouTube(英語版のみ)で本編を視聴可能(↓)。
Amazon Prime Video(アマゾン・プライム・ビデオ)で見放題配信予定の作品(1月30日現在)
『アメリカン・フィクション』(2月27日から配信予定)
作品賞、脚色賞、主演男優賞、助演男優賞、作曲賞の5部門にノミネート。Amazon Prime Videoで2月27日から見放題配信開始。
Apple TV+(アップルTVプラス)で見放題配信中の作品(1月24日現在)
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞、歌曲賞の10部門にノミネート。Apple TV+で配信中。(予告編↓)
『ナポレオン』
美術賞、衣装デザイン賞、視覚効果賞の3部門にノミネート。(予告編↓)
今作について詳しくはこちらのレビューへ。
そのほかレンタルなどで鑑賞可能な作品(1月24日現在)
『バービー』
作品賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、美術賞、衣装デザイン賞、歌曲賞(2曲)の7部門8ノミネート。配信レンタル/レンタルショップなどでレンタル可能。(予告編↓)
グレタ・ガーウィグ監督およびプロデューサーのデヴィッド・ヘイマンへのインタビュー記事はこちら。
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
音響賞、視覚効果賞の2部門にノミネート。配信レンタル/レンタルショップなどでレンタル可能。(予告編↓)
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
長編アニメーション映画賞にノミネート。配信レンタル/レンタルショップなどでレンタル可能。(予告編↓)
現在日本の映画館で上映されている作品(1月24日現在)
『君たちはどう生きるか』
長編アニメーション映画賞にノミネート。(英語版予告編↓)
『ゴジラ -1.0(ゴジラ マイナスワン)』
視覚効果賞にノミネート。(予告編↓)
『PERFECT DAYS』
国際長編映画賞にノミネート。(予告編↓)
『哀れなるものたち』
作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、作曲賞の11部門にノミネート。(予告編↓)
今作について詳しくはこちらのレビュー記事へ。
『カラーパープル』2月9日(金)日本公開
助演女優賞にノミネート。2月9日(金)日本公開。(予告編↓)
『落下の解剖学』2月23日(金)日本公開
作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、編集賞の5部門にノミネート。2月23日(金)日本公開。(予告編↓)
3月29日以降の日本公開が発表されている作品
『オッペンハイマー』3月29日(金)日本公開
作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞、作曲賞、音響賞の13部門で今回の最多ノミネート。3月29日(金)日本公開。(英語版予告編↓)
『パスト ライブス/再会』4月5日(金)日本公開
作品賞、脚本賞の2部門にノミネート。4月5日(金)日本公開。(予告編↓)
『ありふれた教室』5月17日(金)日本公開
国際長編映画賞にノミネート。英題は『The Teacher’s Lounge』。5月17日(金)日本公開。(予告編↓)
『関心領域』5月24日(金)日本公開
作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞、音響賞の5部門にノミネート。原題は『The Zone of Interest』。5月24日(金)日本公開。(英語版予告編↓)
『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』6月21日(金)日本公開
作品賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、編集賞の5部門にノミネート。(英語版予告編↓)
『May December(原題)』2024年内日本公開(公開日未発表)
脚本賞にノミネート。2024年内に日本公開予定。(予告編↓)
『ロボット・ドリームズ』2024年11月日本公開(公開日未発表)
長編アニメーション映画賞にノミネート。2024年内に日本公開予定。(予告編↓)
英語版であればYouTubeで観られる作品
『The Barber of Little Rock(原題)』
短編ドキュメンタリー映画賞にノミネート。YouTubeで本編(英語版)を視聴可能(↓)。
今作について詳しくはこちらの記事へ。
『Island in Between(原題)』
短編ドキュメンタリー映画賞にノミネート。YouTubeで本編(英語版)を視聴可能(↓)。
『ラスト・リペア・ショップ』
短編ドキュメンタリー映画賞にノミネート。Disney+(日本語字幕あり)およびYouTube(英語版のみ)で本編を視聴可能(↓)。
1月30日現在、日本で鑑賞する方法が原則ない・または不明な作品
以下17本は、現状日本で鑑賞する方法はすぐに見つからなかった。
配信開始・公開日決定・または見過ごしていた情報が入るなどした場合、この記事を更新予定だ。
『Io capitano(原題)』(国際長編映画賞)
『Bobi Wine:The People’s President(原題)』(長編ドキュメンタリー映画賞)
『The Eternal Memory(原題)』(長編ドキュメンタリー映画賞)
『Four Daughters(原題)』(長編ドキュメンタリー映画賞)
『To Kill a Tiger(英題)』(長編ドキュメンタリー映画賞)
『マリウポリの20日間』(長編ドキュメンタリー映画賞)(※1)
『Golda(原題)』(メイクアップ&ヘアスタイリング賞)
『Invincible(原題)』(短編実写映画賞)
『Knight of Fortune(原題)』(短編実写映画賞)
『Red, White and Blue(原題)』(短編実写映画賞)
『Letter to a Pig(原題)』(短編アニメーション映画賞)
『Ninety-Five Senses(原題)』(短編アニメーション映画賞)
『Our Uniform(原題)』(短編アニメーション映画賞)
『Pachyderme(原題)』(短編アニメーション映画賞)
『War is Over! Inspired by the Music of John & Yoko(原題)』(短編アニメーション映画賞)
『The ABCs of Book Banning(原題)』(短編ドキュメンタリー映画賞)
『Nǎi Nai & Wài Pó(原題)』(短編ドキュメンタリー映画賞)(※2)
※1:NHKにて放送実績あり。「後半」のみ1月29日までU-NEXTにてレンタル可能。
※2:ディズニープラスにて3月22日から配信。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。