トム・ホランドがミュージカル舞台版「ロミオとジュリエット」でロミオ役を演じることがわかった。
俳優のトム・ホランド(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』)があのロミオ役を演じる。舞台はウエストエンド(ロンドン)でのミュージカル舞台版「ロミオとジュリエット」だ。
火曜日、トム・ホランドはInstagram(インスタグラム)を更新。黒の背景に赤くホランドが浮かび上がったダークな「ロミオとジュリエット」のポスターを投稿した。
今回の『ロミオとジュリエット』の制作は、人々がイメージするような古典的でタイツをたくさん着用したバージョンとは異なるかもしれない。それは、今作を手がけるジェイミー・ロイドが過去に「シラノ・ド・ベルジュラック」「かもめ」「人形の家」といった古典的な作品を、ミニマリスト的でシンプルなアプローチで大きくアレンジしているためだ。「人形の家」は2023年、トニー賞に複数ノミネートされた。ロイドの制作は「言葉遣いの達人、詩人、恋人、戦士たちの不滅の物語の鼓動する新しいビジョン」と絶賛されている。
この12週間続く限定公演は5月に開始予定。まだホランドの相手であるジュリエットを演じるのが誰かについては発表されていないが、ホランドの出演だけでチケットは激しい争奪戦になりそうだ。
「ビリー・エリオット: ザ・ミュージカル」で舞台デビューしたホランド。「ロミオとジュリエット」を手がけるジェイミー・ロイドは「トム・ホランドは、世界で最も偉大で、最もエキサイティングな若手俳優のひとり」と絶賛。続けて「ウエストエンドに彼を歓迎できることは光栄だ」とホランドの参加を喜んだ。
ホランドの最近の活躍としては、まずはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品でのスパイダーマン/ピーター・パーカー役。ほかにも冒険映画「アンチャーテッド」でマーク・ウォールバーグと共演しヒット。ドラマシリーズ「チェリー」「クラウデッド・ルーム」などがある。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。