トム・クルーズが、クエンティン・タランティーノ最後の監督作品『The Movie Critic』に出演交渉中だと報じられた。
ついに夢のコラボレーションが実現か
クエンティン・タランティーノとトム・クルーズ。豪華なふたりがタッグを組むかもしれなかった作品がある。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』だ。同作から5年。今度こそ夢のコラボレーションが実現されるかもしれない。
Comingsoon.net誌の報道によれば、クルーズは現在、タランティーノの最後の映画となる『The Movie Critic』に出演するための交渉中だという。
報道によると、クルーズは多忙の間を縫って今作の出演に応じる。演じるのは「小さな役またはカメオ出演(※)」のようだ。
※カメオ出演:大きくは取り上げられない、ゲスト出演。
クルーズは、『ミッション:インポッシブル』8作目で多忙。彼は撮影の合間か終了後、日程調整を行うとされている。
最新作について判明していること
報告によると、映画はソニー・ピクチャーズの配給になる可能性が高い。公開は2025年を予定しているそうだ。今作はタランティーノ最後の映画になる。
映画の内容についての情報は少ない。舞台は70年代のカリフォルニア。「実在したが、決して有名になれず、ポルノ雑誌の映画レビューを書いていた男性の話がベース」だと言われている。
クエンティン・タランティーノは、『パルプ・フィクション』(1994)や『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)など、数々の象徴的な映画を手がけてきた映画監督。
過去にサミュエル・L・ジャクソン、ティム・ロス、ユマ・サーマン、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、ジェイミー・フォックス、ゾーイ・ベルといった豪華俳優とタッグを組んできたことでも知られている。続報に期待だ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。