ポスト・マローンとカンザスシティ・チーフスの選手の面白い話が話題に。
2月11日のスーパーボウルで見事NFL王者となったカンザスシティ・チーフス。大会ではテイラー・スウィフトの恋人としても知られるタイトエンドのトラヴィス・ケルシー(34)と、クォーターバックのパトリック・マホームズ(28)のコンビネーションにも注目が集まった。
そんなチーフスに関して、歌手ポスト・マローンの面白い話が話題だ。なんとマローンは、トラヴィスとマホームズのサインをタトゥーにしているそうだ。
トラヴィスが語った面白エピソード
ポッドキャスト番組「New Heights」でのこと。トラヴィス・ケルシーが、兄ジェイソンに対して面白いエピソードを語った。それは2020年にチーフスがサンフランシスコ・49ersに勝利した後の話だ。
「君が知ってるかわからないけど」と兄に切り出したトラヴィス。続けて「ポスト・マローンが僕とパット(パトリック・マホームズ)のサインを腕にタトゥーで入れたんだ」とまさかの出来事を明かす。
続けてトラヴィスは、当時マローンのコンサートを観に行ったことを説明。チームの地元・カンザスシティで行われたコンサートだ。当時ふたりは勝利パレードで「酔っぱらい状態だった」という。
マローンがステージに上がる前のこと。マローンはトラヴィスとマホームズをビアポン(※)に誘ったという。遊びのつもりだったゲームは最終的に競争になっていったそうだ。
※ビアポン:ピンポン玉をビール入りのカップにシュートする遊び。
燃え上がって賭けに出たマローン
トラヴィスの回想によれば、彼とマホームズのスキルはマローンを上回っていた。それで燃えたマローンが賭けを始めたという。それが、“自分が負けたら対戦相手であるふたりのサインをタトゥーとして彫る”というものだったのだ。
チーフスのふたりは、マローンが賭けをする必要はないと言い聞かせた。しかし、2015年からタトゥーを彫り続けているマローンは何か約束を賭けてゲームをするのが好きだったようだ。
「彼はそばにタトゥーアーティストを座らせていたんだ。(ビアポンで)彼に勝った僕らは紙きれにふたりのサインを書いた。ショーの後、彼はまっすぐにそのタトゥーアーティストのもとに行ってタトゥーを入れたはずだよ。彼は自分の言葉を守る男さ。僕はそこを尊敬してる」とトラヴィスは明かす。さらにトラヴィスによると、マローンは身体のどこかにチーフスのロゴも入れていたそうだ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。