「Tiana’s Bayou Adventure」から新情報、ティアナの映像が解禁。
米ディズニー・パークにオープン予定のアトラクション「Tiana’s Bayou Adventure(ティアナのバイユー・アドベンチャー)」。アトラクションに登場する、ゲストを導くティアナ(オーディオ・アニマトロニクス(※))の姿が解禁となった。
※オーディオ・アニマトロニクス:音声に合わせて緻密な動きをする機械じかけの人形。
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「Tiana’s Bayou Adventure」とは?
「Tiana’s Bayou Adventure」は、「スプラッシュ・マウンテン」をベースにリニューアルされる新アトラクションだ。「スプラッシュ・マウンテン」は、元となったディズニー映画『南部の唄』に人種差別的な表現があることから長らく批判的な声も上がっていたのだ。
新たなモデルはディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』(2009)。このアトラクションはプリンセスとなったティアナの物語を掘り下げるようだ。
「Tiana’s Bayou Adventure」では、ティアナに導かれたゲストたちがひとつの船に集合。音楽と魔法で輝くバイユーの旅に出るという。“落下と水しぶき”はスプラッシュ・マウンテンから続投だ。
Instagram投稿のとおり、ティアナのアニマトロニクスはこれまでのキャラクターたちに比べても格段にスムーズでリアルな動きをしており、内容のクオリティに期待が高まる。
オリジナル音楽やおなじみのキャラも!
アトラクションで流れるのは、映画おなじみの楽曲だけではない。新たに制作されたオリジナル音楽も追加されているそうだ。手がけたのはPJ・モートンとテレンス・ブランチャード。モートンは『ファザーフッド』など、ブランチャードは『ブラッククランズマン』などのサウンドトラックを手がけている。
さらにゲストは、ディズニーの名だたるイマジニアたちに作成された数十のオーディオ・アニマトロニクスのフィギュアを目撃できるそうだ。
映画に声優として参加したキャストたちもキャラクターを再演。ティアナ役のアニカ・ノニー・ローズ、ナヴィーン王子役のブルーノ・カンポス、ママ・オディ役のがジェニファー・ルイス、そしてワニのルイス役のマイケル・レオン・ウーリーらだ。
ディズニー所属のイマジニア、ディズニー・アニメーションのアーティスト、映画のキャストたち、そしてルイジアナの職人チームが協力した「Tiana’s Bayou Adventure」。
アトラクションは2024年夏にフロリダ、その後2024年後半にカリフォルニアのディズニー・パークでオープン予定。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。