ビリー・アイリッシュがメリッサ・マッカーシーの額にサインした。
現地時間2月24日、全米映画俳優組合賞(SAGアワード)の授賞式が開催。歌手のビリー・アイリッシュと女優でコメディアンのメリッサ・マッカーシーが、主演女優賞(コメディ・シリーズ部門)を発表するため登壇した。(この賞は『The Bear』の主演女優アヨ・エデビリに贈られた。)そこではビリーがマッカーシーの額にサインすることになり、会場は爆笑で包まれた。
「私たち、2回あったことがあるの」と切り出したマッカーシー。「あなたは私の娘たちにも犬にもあったよ。面白いことに、私の最初の即興演技の講師があなたのお母さんだったんだよ!その時彼女が誰を身籠ってたと思う?それがあなただよ」と、ビリーが母親の胎内にいるころに彼女とマッカーシーはあったと説明した(※)。
※これはジョークではなく、事実。ビリーの母マギー・ベアードが彼女の講師だったことは以前にも語られている。「とても親切で素敵」な「すばらしい講師」だそうだ。
ビリーが顔面サインを快諾! ノリノリで額にサインを書き上げる
Here’s Billie Eilish signing Melissa McCarthy’s forehead at the #SAGAwards. pic.twitter.com/yeDZpga8cI
— Netflix (@netflix) February 25, 2024
「それはすごいね」と返すビリー。さらにマッカーシーは「思い出づくりに」とサインをほしがる。しかし、サインを求めた先が着ているゴージャスなドレスだったため、ビリーは「…No.」「そのドレスを台無しにはできないよ」と拒否した。
するとマッカーシーは「じゃあ顔ならどう?」と提案。ビリーはすぐに「いいよいいよ」と応じた。それに驚いたようにマッカーシーは「おっと、OK。『綺麗な顔を台無しできない』と言われるかと思ったのに」と返すも、ビリーはスルーしてすぐに額にサインを開始した。
サイン中も喋り続けるマッカーシーの口を塞いでサインを続けるビリー。会場は爆笑に包まれる。「いい感じだよ」と言いながら額にサインを書き足していく。しかしビリーも笑いを堪えられず、顔を袖で隠していた。
サインが終わると何事もなかったかのように正面に向き直ったふたり。ニヤけ顔のビリーと、額に大きくサインされたマッカーシーがそのまま司会を続けるシュールな一幕であった。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。