セレーナ・ゴメスが魔法の世界に戻ってくる。
金曜日、セレーナ・ゴメス(31)が「ジミー・キンメル・ライブ」に出演。「ウェイバリー通りのウィザードたち」の新企画について語った。
1月にセレーナは、共演者のデヴィッド・ヘンリーとともに新たな「ウェイバリー通りのウィザードたち」のプロジェクトについて発表。ディズニー・チャンネルで2007年から2012年まで放送されたこの人気番組での役を、ふたりが再演することを仄めかした。
「(新作は)リブートではない」
キンメルから「ウェイバリー通りのウィザードたち」の「リブート」について尋ねられたセレーナ。彼女はそれをすぐに訂正した。「リブートではないの。別バージョンになる予定といえばいいのかな」。そうキンメルに対して説明したセレーナ。たしかにそもそも、セレーナらが続投するのであれば、「リブート」ではなさそうだ。
「すごく楽しくなるはずだよ。あのキャラクターたちをまた取り戻せるのが嬉しかったな」。そう喜びを噛み締めるセレーナ。セレーナがアレックスを、ヘンリーがジャスティンを再び演じることは確定のようだ。セレーナは「魔法使い一家」による魔法を「みんなに見てもらうのが楽しみ」とワクワクしていた。
なお、セレーナのアレックス役としての参加は「ゲスト出演」程度であると報じられているが、ヘンリーはジャスティン役でレギュラー出演するようだ。
「ウェイバリー通りのウィザードたち」シーズン1 第1話(英語)
1月にヘンリーとディズニー・チャンネルが新作を発表
新作がアナウンスされたのは1月。Instagram(インスタグラム)を通じて、ヘンリーとディズニー・チャンネル公式が、動画とともにパイロット・エピソードの台本をシェアした。
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ヘンリーは「ルッソ一家がまたあなたのファミリーになる時が来て嬉しいよ。僕らは成長したけどね」「2024年、魔法が帰ってくるよ」と、成長した自分たちが再び魔法使い一家を演じられることを喜んだ。
当時、セレーナは番組に関してInstagramストーリーで報告。「すごくワクワクしてる」とハートの絵文字とともに興奮を表明した。その後、彼女は「ウェイバリー通り」のセットでの彼女とヘンリーの写真を共有。そしてキャプションで「ただいま」とつづっている。
新作はどんな物語?
セレーナとヘンリーは、シリーズの製作総指揮としても関わるようだ。物語は公式の説明によれば、「WizTechでの謎の出来事の後、大人になったジャスティン・ルッソは魔法の力を捨て、妻と2人の息子とともに普通の人間の生活を選んだ」。しかし「若くパワフルな魔法使いが彼のドアの前に現れ、修練を必要とする。ジャスティンは過去を受け入れ、魔法の世界の未来を正しく導かなければならなくなる」とのこと。
“訓練を必要とする若くパワフルな魔法使い”の名はビリー。ジャニス・リアン・ブラウンがビリー役を務めるようだ。ジャスティンの家族は、妻がジアダ(Giada)、長男がローマン(Roman)と判明。ジアダをミミ・ジャノプロス、ローマンをアルカイオ・ティーレが演じるようだ。
新たなセットにサイン!マックス役ジェイクも続投か
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1月上旬、ヘンリーは「続編」のパイロット・エピソードの撮影を公表。他のキャストとともに、新番組のセットの一部に残したサインを共有した。
ヘンリーは「オリジナル・シリーズで、僕らは番組の最初にセットの裏に署名をした。今僕たちは続編でも同じことをしてるよ!ルッソ一家がまたみんなのファミリーになれるのを楽しみにしているよ」と期待を寄せている。
目ざといファンたちは、その中に“マックス”のサインもあるのを発見。その下には「もっと多くの魔法が待ちきれない!」と書かれている。
マックスはオリジナル版におけるルッソ一家の末っ子。演じたジェイク・T・オースティンが新作に出演することはまだ明かされていないが、そのサインは多くのファンに彼が出演する可能性を期待させているようだ。
オリジナルキャストの集結に期待
ヘンリーは以前、ルッソ一家再集結の写真もInstagramに投稿している。その際にもマックス役のオースティンはいなかったが、ヘンリーは「シリーズの秩序に従って、オリジナルキャストを復帰させる計画だよ」と発言しており、オースティンも復帰する可能性はありそうだ。
「ウェイバリー通りのウィザードたち」シーズン1〜4はDisney+(ディズニープラス)で配信中。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。