あるカメラマンが、テイラー・スウィフトの父であるスコット・スウィフト氏に暴行を受けたと主張。テイラーのチームが見解を示した。
報道によると、ひとりのパパラッチがシドニーの桟橋でスコット氏に顔を殴られたと主張している。これは火曜日早朝、テイラーとスコット氏がヨットから降りた際に起きたことのようだ。テイラーは月曜夜まで、オーストラリアで「THE ERAS TOUR」公演を行っていた。
カメラマンの主張と警察の報告
カメラマンのベン・マクドナルドがBBCに伝えた主張によると、テイラーがすでに車に乗り込んでいる状態でスコット氏が「突然やってきて」彼を襲ったという。
地元オーストラリアのメディアによると、現地の警察は「71歳の男性が現地時間午前2時30分頃にニュートラルベイの桟橋で51歳の男性を暴行し、その後現場を離れたとの通報を受けた。若い男性が事件を通報し、ノースショア警察区部隊に所属する警官による調査が現在進行中である。男性に医療処置は必要なかった」とのこと。“暴行の通報があって調査が行われていること”はひとまず事実といえよう。
テイラー・スウィフト側の見解は?
これについて、テイラー・スウィフトのチームもVariety誌に対して見解を発表。事件当時、2名の人物がテイラーに向かって押しかけ、彼女のスタッフのひとりを脅したと代理人が述べている。
続けて代理人は、「2名の人物がテイラーに向かって攻撃的な勢いで押しかけ、彼女のセキュリティスタッフをつかんだり、女性スタッフの1人を水中に投げ込むと脅したりした」と説明。
パパラッチの強引さがよくわかる映像も
海外メディアTMZには、スコットと思われる男性と、傘で顔を隠したテイラーと思われる女性が、セキュリティに守られながら車に乗り込む様子が動画として載せられている。パパラッチとして近づいた男性たちは、スタッフの制止を振り切りながら無理矢理撮影を行おうとしているように見受けられる。
映像が事件前後なのか同じような別のシチュエーションなのかはさておき、このような強引な撮影は日頃から行われていると考えていいだろう。
テイラー・スウィフトは月曜夜にシドニーでの「THE ERAS TOUR」公演を終えた。続いて公演は3月2日からシンガポールで開始予定。彼女のプライベートジェットはすでにシドニー国際空港を出発したと7Newsに報じられている。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。