ビリー・アイリッシュが、数年前に見た夢について明かした。その夢は当時のボーイフレンドと別れるきっかけになったという。
ビリー・アイリッシュと兄のフィニアス・オコネルは、金曜にアカデミー賞ノミニーのための会でアメリア・ディモルデンバーグと対談。そこでビリーは印象的な夢について語った。
ディモルデンバーグが、彼らが2016年のヒット曲「ocean eyes」がキリアン・マーフィーについて書いたのか質問。するとふたりは「たぶんね」と笑った。続けてフィニアスは、「たぶんキリアンについて書いたんだと思うよ。うん。『ダンケルク』でのキリアンの目の大ファンなんだよ」と、映画『ダンケルク』でのマーフィーの演技を絶賛した。
【動画】『ダンケルク』予告編
しかし、そこへビリーが「でもバットマンが一番だけどね」と注釈を加えたビリーは、。『ダンケルク』と同じくクリストファー・ノーラン監督の映画である『ダークナイト』(2008)が特に好きだそうだ。
ディモルデンバーグは「(バットマン)がお気に入りのスーパーヒーロー?」と質問。ビリーは「そうかなあ。スーパーヒーローには詳しくないけどね」と答えていた。
そしてこの会話が、ビリーに“クリスチャン・ベール(※)の夢”を語らせるきっかけとなった。
※俳優クリスチャン・ベールは『ダークナイト』三部作でバットマン役を演じた。
【動画】『ダークナイト』予告編
ビリーは「数年前、クリスチャン・ベールの夢を見たんだよ。それは日光のあたる小さなカフェ(の夢)だった。その夢で私は、当時のボーイフレンドと別れる必要があると気づいたんだ」と明かす。それを聴いたフィニアスが笑い出し、ディモルデンバーグがビックリしていると、ビリーはさらに続けて「いや、本当なんだよ。目が覚めて、私の感覚がハッキリ変わった」「終わりだってね」と説明するビリー。
ビリーがどのボーイフレンドについて言及したかは明らかではないが、昨年破局したと報じられた元恋人The Neighbourhoodのボーカルであるジェシー・ラザフォードの可能性もありそうだ。
ビリーとフィニアスは、映画『バービー』への提供楽曲「What Was I Made For?」で第96回アカデミー賞で歌曲賞にノミネートされています。さらに現地時間3月10日に行われる同賞の授賞式でも同曲をパフォーマンス予定だ。
なお、『ダンケルク』『ダークナイト』を手がけたクリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』は3月29日公開。
【動画】『オッペンハイマー』予告編
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。