アリアナ・グランデが人気番組で最新楽曲を披露した。
土曜、アリアナ・グランデが「サタデー・ナイト・ライブ(通称SNL)」に出演。金曜にリリースされた最新アルバム「eternal sunshine」から彼女が披露したのはミュージック・ビデオも配信されている「we can’t be friends(wait for your love)」だ。
【動画】アリアナ・グランデ「we can’t be friends(wait for your love)」サタデー・ナイト・ライブにて
ひとつの部屋を模したセットかと思いきや壁はすべて画面。アリアナとバックバンドが波に包まれる。これに対してはコメントでも「家かと思ったら水が現れてびっくりしたよ。本当にすごい。すべてのディテール、彼女の歌声も、すべてがすごい」。そう驚きの声が上がっている。
さらに映像は宇宙になったり雪に包まれたりと幻想的な様子を見せる。現実的な光景と幻想の世界を行ったり来たりする映画『エターナル・サンシャイン』を思い起こさせた。
歌声に感じるアリアナの痛み
コメント欄では、アリアナの歌い方にも多くのファンが注目している。
「彼女の痛みを声の中に感じられるところが好き。最高の才能だよね」「彼女が心で歌っている。声でわかるよね」「声から痛みが伝わる(泣)(泣)彼女に最大のハグを贈りたい」。ファンは口々に、歌声から感じるアリアナの「痛み」を指摘している。
特に「Just wanna let this story die(もうこの物語を死なせたいの)」の部分で声を震わせたアリアナには「もらい泣きした」との声も。
この楽曲にアリアナの痛み・苦悩や切ない思いが詰まっていることは別の記事で記載したとおりだが、生歌でその「痛み」をこうも豊かに表現されると、感情移入もよりいっそう強まるというもの。改めて原曲を聴く際の印象もより深くなりそうだ。
「we can’t be friends(wait for your love)」ミュージック・ビデオ
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。