ミシェル・ヨーがアカデミー賞授賞式でのトロフィー授与について語った。
3月10日、第96回アカデミー賞授賞式が開催。主演女優賞を受賞したのは『哀れなるものたち』のエマ・ストーンだ。しかし、このトロフィー授与の瞬間について、ソーシャルメディアでは賛否両論が生まれていた。昨年の主演女優賞受賞者であるミシェル・ヨーがトロフィーを授与する際に、ジェニファー・ローレンスが受け渡し人の立場を奪ったようにも見える瞬間があったからだ。(この疑惑については別記事を参照)
11日、ミシェル・ヨーがInstagra(インスタグラム)を更新。トロフィー授与の際の写真とともに、自身のコメントを発表した。
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「おめでとうエマ!混乱させてしまったかもしれないけど、私はこのオスカー像をあなたに渡す輝かしい瞬間を、あなたの親友であるジェニファー(・ローレンス)と共有したかったの。彼女は私の親友であるジェイミー・リー・カーティスを思い出させるよ。いつでもお互いのためにそこにいるの」。ヨーの投稿によると、ヨー自身がローレンスと共にトロフィー授与することを選んだとのことだ。
実際、件の記事でも触れたとおり、授賞式当時から“ローレンスがヨーから奪った”わけではなく“ヨーがローレンスに譲った”と解釈して感動しているファンも存在しており、今回のヨーの投稿はそれを肯定する内容となっている。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。