「イカゲーム」の俳優オ・ヨンスが強制わいせつで有罪判決を受けた。
Netflixの人気シリーズ「イカゲーム」のオ・イルナム役を演じて2022年にゴールデン・グローブ助演男優賞を受賞した俳優オ・ヨンス(79)が、韓国の裁判所で強制わいせつの有罪判決を受けた。
ニューヨーク・タイムズ誌によると、ソウル郊外の城南市にある地方裁判所の判事は、2017年にオ・ヨンスが女優に対して不適切な行為をしたと認定。彼は女優に抱きつく・手を握る・頬にキスをするといった行いをしたと認定された。
オは8ヶ月の執行猶予と40時間の性暴力講習の受講を命じられた。タイムズによるとオは容疑を否定しており、検察官に対し、判決を控訴する予定であるそうだ。
裁判の経緯は?
オが本件で起訴されたのは2022年のこと。事件を担当した裁判官チョン・ヨンジュによると、女優は2018年に性暴力カウンセリングを受け、2021年の「イカゲーム」の大ヒットを受けて、彼女はオに謝罪を要求したそうだ。
当時オは要求に従って謝罪したものの、韓国の放送局JTBCに声明を出している。「私は湖の周りの道案内のために彼女の手を握っただけ。[彼女]が騒ぎを起こさないと言ったので謝罪はしたが、それは私が容疑を認めたという意味ではない」と容疑を否定しているようだ。
オの「イカゲーム」での役は<プレイヤーNo. 001(オ・イルナム)>。そして彼はその役によって韓国初のゴールデン・グローブ受賞者となった。なお、今年配信予定の第2シーズンには彼は関与していない。
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