MGMが、“ブルーノ・マーズがギャンブルによる借金を抱えている”との噂を否定。
先週、ブルーノ・マーズがギャンブルによる多額の借金(最大約75億円)を抱えているとの報道が出回り、大きく話題になった。報道によると債権者は、ラスベガスのエンターテインメント企業であるMGMリゾーツ・インターナショナルだ。
しかし月曜日、同社がETに対して声明を発表。ブルーノが多額の借金を抱えているとのNewsNationによる記事を否定した。
「ブルーノにMGMへの負債はありません」
声明では「我々は、世界でもっともスリリングでダイナミックなパフォーマーのひとりであるブルーノ・マーズとの関係に誇りを持っています」と、同社とブルーノとの関係に胸を張る。
「パークMGMでのショーからベラージオに新たにできたラウンジ『Pinky Ring』まで、ブルーノのエンターテイメントのスタイルは世界中から訪れる人々を惹きつけます。MGMとブルーノのパートナーシップは古くから続き、相互の尊敬に根ざしています」。声明ではブルーノが借金のためにMGMとの関係を続けているようには感じられない。
続けて、「それ以外の推測は完全に誤りです。彼にMGMへの負債はありません」とブルーノの借金疑惑を完全否定。「我々は彼とともに、ゲストに忘れられない体験を提供し続けることを楽しみにしています」と声明は締めくくられた。
ブルーノのギャンブル経験は過去のことか
ニュースネーション誌の記事は、「著名なラスベガスの内部関係者」という人物を引用し、ブルーノがいかに深刻な借金に陥っているかを主張していたが、当事者が明確に否定した形となった。
ちなみに、ブルーノは過去に自分のギャンブル癖について語ったことがある。2013年のGQでのインタビューで、19歳で初めてカジノを訪れた経験を振り返った。
彼は、「最初にベット(賭け)をしたのを覚えてるよ。手が震えて、誰かが僕をからかって恥をかかせた」と振り返り、その際に100ドル(当時約9000円ほどか)負けたことを語った。彼は「負けは必要だ。負けることで勝てるし、理解できるんだ」と、ギャンブルを知るためには負けの経験も必要であることを語っていた。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。