リゾが音楽業界を離れることを発表した。
金曜日、リゾ(35)がInstagram(インスタグラム)を更新。突如音楽業界から離れることを宣言し、ファンに衝撃が走っている。彼女によると理由は、特に外見に関する厳しい視線や心ない批判だという。
「(侮辱を受けるのは)もううんざり」「やめる」
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投稿での痛々しいメッセージで、彼女は「プライベートやインターネット上で人々に引きずり回されるのはもううんざり。疲れ果てた」と表現。続けて彼女は「私の望みはただ音楽を作り、人々を幸せにし、この世界を少しでもより良くしたいということだけ。でも、世界が私の存在を望んでいないように感じ始めたよ」と嘆き、「影響力を持ち人に見られるという立場で、私は常に嘘や外見に対するジョークと戦い続けてきた。私のことを知らない人、私をリスペクトしない人によって常に侮辱を受けてきた」と自身の苦悩を赤裸々に明かした。
そして最後に「こんなクソみたいな状況は受け入れられない。やめる」とピースした絵文字と共に投稿を締めている。
ソーシャルメディアは混乱。さらに継続中の論争も
なお、リゾには継続中の法廷闘争・論争がある。昨年8月、リゾは元ダンサー3人からセクシャル・ハラスメントや、悪質な労働環境に関して訴えを起こされ、この投稿のちょうど前日にも、元ダンサー3人を代理している弁護士が、ジョー・バイデン大統領がリゾを資金調達イベントに起用したことを批判したりもしていた。
リゾの引退発表を受けて、コメント欄を含むソーシャルメディア上は大騒ぎに。これを受けてもなお攻撃の手を止めない反対派はコメント欄で「バイバイ!誰もお前なんか気にしないよ」「人々はクソみたいなヤツがクソみたいな音楽を作るのに耐えられないだけだろ」といった攻撃的なコメントを投げかけている。一方で彼女をサポートする人々ももちろん存在し、「やめたらそれこそ彼らの思い通りになっちゃう!やめないで」「お願いだからやめないで。あなたの良い面を知っている人がたくさんいる。続ける価値がある」と彼女の情熱を消さないよう説得を試みている。
これで本当にリゾの活動は終わりなのか、それとも考え直される可能性はあるのか。今後の動向を見守りたい。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。