『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』から米国版ポスターが公開。
大ヒット映画『ジョーカー』(2019)の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(原題:Joker:Folie à Deux)が、10月11日に日本公開。(10月4日全米公開予定。)現地時間2日、今作から新たにポスターが公開された。
ポスターでは「この世界はステージだ」と前作に引き続き“道化”らしい文字が。そしてその下では、ホアキン・フェニックス演じるジョーカー、レディー・ガガ・演じるハーレイ・クインがダンスしているようだ。
「ジョーカー」2作目の内容は?
トッド・フィリップス監督は、今作が「ほぼジュークボックス・ミュージカルになる」と明かしている。ジュークボックス・ミュージカルとは、既存楽曲で物語を彩る形式のミュージカル。『マンマ・ミーア!』や『ムーラン・ルージュ』が有名だ。
Variety誌によると今作では少なくとも15曲の有名な楽曲が再解釈されるようだ。そのうちの1曲は『バンド・ワゴン』(1953)の「That’s Entertainment」(ジュディ・ガーランドの歌唱でも有名な楽曲)とも言われている。
物語の詳細はまだ不明だが、精神病院<アーカム・アサイラム>を取り巻く物語になるといわれている。フェニックス、ガガだけでなくエミー賞ノミニーのザジー・ビーツ、アカデミー賞ノミニーのキャサリン・キーナーおよびブレンダン・グリーソンらが、トッド・フィリップス監督/スコット・シルバー脚本の物語を彩ることも報道されている。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は10月11日より日本公開(全米公開は10月4日予定)。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。