歌手のアリアナ・グランデのコンサート会場の外にて、同性愛嫌悪者がデモを行い、アリアナ本人がこれに関してコメントをした。
現在「スウィートナー」世界ツアーを実施中のアリアナ・グランデ。彼女は先日、米ジョージア州アトランタで公演を行ったのだが、その会場の外で同性愛嫌悪者と思われる男性2人がマイクや聖書を持ちデモを行った。それをファンが動画で撮影しツイッターに投稿している。
彼らはLGBTQの象徴でもあるレインボーの旗を持っていたのだが、そこに書いてあった「プライド」の文字の部分には禁止マークが付けられている。これを見たアリアナのファン数人が、この男性に抗議している姿も見られる。
これに対しアリアナ本人がツイッターにてコメント。「ちょっと・・・悲しいけど、正直あまり驚いてない。こんなものを見なくちゃいけなかったファンのみんなが本当に気の毒です。こんなことが二度と起こらないようにベストを尽くします。みんなが暴力的に対処しなかったことを誇りに思う。そんなエネルギー使わなくていい。彼（同性愛嫌悪者）に平和が訪れ、心が治りますように」「あなた達みんな、とても祝福されて愛されてるよ」と、ファンやLGBTQコミュニティに言葉を送った。
アリアナは6月末に英マンチェスターで開催されるLGBTQ支援のコンサート「Manchester Pride」のヘッドライナーを務めることが決定している。しかしこれが発表された当時、LGBTQではないアリアナがなぜヘッドライナーで出演するのか、という批判の声もあがったという。
彼女は以前、ファンの質問に対し「LGBTQコミュニティは私のキャリアにおいてもとても支えになっている。LGBTQのファン、友人、家族は私をとても幸せにしてくれる」と回答。また、アリアナの兄フランキー・グランデは自身がLGBTQであることを公言している。
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