今年7月12日に日本で公開されるディズニーの「トイ・ストーリー4」には、過去の全ピクサー作品のオマージュが込められていることが明らかとなった。
同作の監督ジョシュ・クーリーは、米フロリダ州オーランドで開催されたカンファレンスに参加。彼は「トイ・ストーリー4のアンティークストアのシーンでは、どんな場面でポーズしても背景に何かしら見える。ピクサーがこれまで手がけた全ての作品からのオマージュがね」と、アンティークストアでのシーンに大量のオマージュを仕込んでいることを明かした。
これまでに同作には「モンスターズ・インク」「Mr.インクレディブル」などのイースターエッグが隠されていることが明らかになっていたが、実際は全ての作品のオマージュがあるようだ。
しかしなぜ過去の全作品を登場させたのだろうか。クーリー監督は「映画に出てくるアンティークショップには、1万ものアイテムが登場するから、それらを一つ一つ構築したり色付けしたりすることがかなりの試練だった。沢山のアイテムがこのアンティークショップに必要だったから、過去の作品を登場させた。だからこのシーンのために作られたオリジナルが多いよ」「単にみんなクレイジーになっちゃったから、イースターエッグも増えたんだ」と、説明している。
ディスニーとピクサーは先月、同作のラストとなる予告編をリリース。ウッディが「ドライブ旅行に行くぞ!」と言うセリフから始まるこの映像は、“古い友人”そして“新しい顔ぶれ”と“人生の冒険”をフィーチャーしたもの。動画の最初の方ではジェシーやリトル・グリーンメン、レックスなどが旅行にワクワクしている様子が映し出されている。
最後には“試練”が登場。キャラクターたちが猫を影から観察しており、バズが「猫はなんとかなる」と発言。「いやこの猫はダメよ」というセリフとともに映し出されたのは、なんとバラバラにされたぬいぐるみのようなおもちゃ。中身のわたが出てしまった惨劇に、ウッディたちはゾッとしている様子だ。
TV Spot | Toy Story 4
「トイ・ストーリー4」日本版予告
https://youtu.be/QJSZjVY50aQ
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