7月5日に米公開の『MaXXXine』の米予告編が解禁となった。
『X エックス』『Pearl パール』に続く、タイ・ウェスト監督 × ミア・ゴス主演 × A24の三部作3作目『MaXXXine(原題)』(マキシーン)の米公開日が7月5日に決定。予告編も解禁となった。
【米予告編】『MaXXXine』(マキシーン)
スター女優になるという野心を胸に、1980年代のハリウッドを闊歩するのは、『X』の生き残りであるマキシーン。今作は『X』の出来事の6年後を描くという。
ハリウッドで「ナイト・ストーカー」と呼ばれる殺人鬼が女性を次々手にかける中、マキシーンは自身のブレイクだけを考えてオーディションを受ける。「私なら自分で対処できるよ」と街の脅威も意に介さないマキシーン。その大胆不敵さは変わらない。
今回彼女に相対するのはケヴィン・ベーコン演じる私立探偵。「過去は終わっていない。それは君のドアをノックし続けるだろう」と語る彼は、マキシーンの本性を見抜くことができているのだろうか。
1980年代のハリウッドに豪華な顔ぶれが集結
靄がかった裏路地、怪しげに光るネオンサイン…。1980年代のハリウッドを堪能できる今作。さらに豪華キャストは、ゴス、ベーコンだけではない。加えてリリー・コリンズ(「エミリー、パリへ行く」)、エリザベス・デビッキ(『TENET テネット』)。そして歌手として人気を誇るホールジーといった豪華キャストが参加。派手な3作目に期待が高まる。
このシリーズや『インフィニティ・プール』などでいっそうその存在感を見せつけ、“映画スター”の座を決定的にしたゴス。一方彼女が演じるマキシーンは、本当に“映画スター”になれるのだろうか。
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『MaXXXine(原題)』は7月5日に米公開。日本公開にも期待したい。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。