マーゴット・ロビーが、大人気ゲーム「モノポリー」を映画化する。
『バービー』を大成功させたマーゴット・ロビーが、今度は「モノポリー」を映画化。ロビーの会社であるラッキーチャップ、そしてトム・アッカーリーとジョシー・マクナマラが、人気ボードゲームの実写映画を制作する。制作には「モノポリー」の販売元ハズブロ・エンターテインメント社も参加するようだ。
ライオンズゲートの発表によれば、「モノポリー」は世界で最も人気のあるボードゲームブランドであり、世界中の99%の人々が認識しているという。1935年の登場以来、100以上の国で愛され、世界中で約5億セット以上が販売されている。
ロビーとそのチームがどのように「モノポリー」を映画化するのかは不明。しかし、『バービー』を成功させた彼女とラッキーチャップに、ライオンズゲートがこの挑戦を任せようとすることには頷ける。『バービー』は2023年の最高興行収入14億ドルを記録した。
マーゴット・ロビーの会社ラッキーチャップに寄せられる信頼
現在ラスベガスで開催中の「シネマコン」で発表されたこのプロジェクト。詳細は明かさなかったライオンズゲートだが、同社の代表であるアダム・フォーゲルソンは、ラッキーチャップが今後の「モノポリー」映画について「明確な視点」を持っていると語り、集まった映画館オーナーらはそのニュースに喝采を送った。
フォーゲルソンは、「ラッキーチャップ以上に、この愛されるアイコン的ブランドに最適な制作チームは思い浮かばなかった」「彼らは非常に優れたプロデューサーであり、プロジェクトをよく考え、世界中で人気のある『モノポリー』を明確な視点で取り組むことを決めた。我々は、ラッキーチャップ全体のチームとともに、次の大ヒットを作り出せると信じている」と、ラッキーチャップへの絶大の信頼を見せる。
ラッキーチャップも「(モノポリーは)世界中で何世代にもわたって人気を呼んだゲーム。ライオンズゲートとハズブロのすばらしいチームとともに、この歴史的な大衆文化を映画の大画面にもたらすことを心待ちにしています」と声明を出している。
ゲーム販売元もラッキーチャップとライオンズゲートに期待
ハズブロ・エンターテインメントの映画部門責任者であるゼヴ・フォアマンは、「モノポリーは世界で最も象徴的なゲームの1つとして、ストーリーテリングの機会を提供しています。我々は、この歴史的な大衆文化を大画面に持ち込むため、ラッキーチャップとライオンズゲートのユニークなビジョンを共有できることを嬉しく思います」と、このプロジェクトを誇った。
マーゴット・ロビーらによる映画版「モノポリー」、続報に期待だ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。