キルスティン・ダンスト最新作『Civil War(原題)』より米最終予告編が公開された。
アレックス・ガーランド監督が『エクス・マキナ』『MEN 同じ顔の男たち』に続きA24とタッグを組んだ最新作『Civil War(原題)』(シビル・ウォー)より、米最終予告編が公開された。主演はキルスティン・ダンストで、彼女はフォトジャーナリストを演じる。
【米予告編】『Civil War(原題)』
予告編は架空の近未来におけるアメリカが武力衝突の真っ只中である様子が描かれている。マンハッタンでは狙撃兵が横たわり、リンカーン記念館が炎に包まれ、ジャーナリストらがその惨状を記録している。戦争ゲームのような架空の世界観で展開するSF作品ではありながら、真に迫る現実的な映像でスリルを生むのは、『エクス・マキナ』や『MEN』で架空の設定を現実世界に説得力とともに持ち込んだガーランド監督ならでは。
どのような陣営で戦闘しているのかは定かではないが、カリフォルニアとテキサスは反乱州として戦っているようだ。
キルスティン・ダンストやケイリー・スピーニーが熱演
とにかく、キルスティン・ダンスト演じるフォトジャーナリストは、記録のために戦火のワシントンD. C. を駆け抜ける。さらに『プリシラ』(4月12日日本公開)で大注目のケイリー・スピーニーや、『ボーはおそれている』などのスティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソンなど、最近のA24映画で活躍を見せる俳優たちも集結。豪華キャストが白熱した戦争物語を彩るようだ。
『Civil War(原題)』は4月12日に米公開。日本公開にも期待したい。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。