『IT “それ”が見えたら、終わり。』の前日譚「Welcome To Derry(仮題)」にビル・スカルスガルドがペニーワイズ役で続投。
デリーの子供たちを恐怖におとしいれるため、おなじみのホラーキャラクターが戻ってくる。『IT “それ”が見えたら、終わり。』の前日譚となるHBO Maxのドラマシリーズ「Welcome To Derry(仮題)」で、ビル・スカルスガルドが主演および製作総指揮を務めることが決定した。スカルスガルドは『IT “それ”が見えたら、終わり。』およびその続編『IT THE END』でも恐怖の道化師「IT/ペニーワイズ」を演じており、今回のシリーズでも同役を再演するようだ。
ワーナー・ブラザース・テレビジョンが製作するこのシリーズで、スカルスガルドは『IT』シリーズ2作を監督したアンディ・ムスキエティ、プロデューサーを務めたバーバラ・ムスキエティ、そして『IT THE END』の共同プロデューサーであるジェイソン・フックスと再びチームを組む。アンディ・ムスキエティは、シリーズの全9エピソードのうち、4エピソードを監督すると報じられている。
『IT』二部作は全世界で合わせて11億7千万ドルを超える興行収入を上げた大ヒット作。スティーヴン・キング原作の小説「IT」の2度目の映画化であり、ジェイデン・マーテル(『ナイブズ・アウト』)、フィン・ウルフハード(「ストレンジャー・シングス」)ら名子役が演じる“落ちこぼれ少年軍団”が、ペニーワイズの恐怖に立ち向かった。
【予告編】『IT “それ”が見えたら、終わり。』
「Welcome to Derry」にはスカルスガルドのほか、テイラー・ペイジ、ジョバン・アデポ、クリス・チョーク、ジェームズ・レマーがすでにキャスティングされている。
スカルスガルドは最近では『ジョン・ウィック:コンセクエンス』に出演。今後『The Crow(原題)』『Nosferatu(原題)』『Locked(原題)』『Emperor(原題)』への出演も決まっており、引っ張りだこの俳優だ。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。