エル・ファニングが、「プレデター」シリーズ最新作に出演交渉中。
Deadline誌によれば、人気作『プレデター:ザ・プレイ』に続くダン・トラクテンバーグ監督の新たな「プレデター」映画『Badlands』(原題)にエル・ファニングが出演交渉中だという。脚本の詳細は不明だが、『Badlands』は、『ザ・プレイ』の続編ではなく、「プレデター」ユニバースにおける新たな独立した映画だとされている。そして、『ザ・プレイ』の続編にあたる作品(『Prey 2』)は別個で進行されており、アンバー・ミッドサンダーが再び出演する可能性もあるとのことだ。
ファニング出演の最近の長編映画は、『最高にすばらしいこと』(2020)、『選ばなかったみち』(2020)などであり、長編映画への出演は久々だ。その間ファニングはドラマシリーズ「The Girl from Plainville」(2022)などに出演していた。今後はジェームズ・マンゴールド監督のボブ・ディランの伝記映画『A Complete Unknown(原題)』への出演も決まっている。
『Badlands』はダン・トラクテンバーグ(『10 クローバーフィールド・レーン』『プレデター:ザ・プレイ』)が監督を務め、脚本には『ザ・プレイ』でも脚本を執筆したパトリック・アイソンがトラクテンバーグと名を連ねている。
18世紀を舞台に先住民の女性がプレデターに挑む姿を描いた『ザ・プレイ』はHuluに直接配信され(※)、エミー賞の最優秀TV映画部門にもノミネートされた。『Badlands』が似たようなリリース戦略をとるのか、それとも劇場公開となるのかは不明だ。
※アメリカではHuluに配信されたが、日本ではディズニープラスで配信された。
【予告編】『プレデター:ザ・プレイ』
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。