ミア・ワシコウスカ主演、世界を不安にさせるイニシエーション・スリラー『クラブゼロ』が12月6日(金)に公開決定。
ミヒャエル・ハネケに師事し世界中の観客を魅了し続けている気鋭監督ジェシカ・ハウスナーが、ミア・ワシコウスカ(『アリス・イン・ワンダーランド』)を主演に迎えた映画『クラブゼロ』が、12月6日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開することが決定した。今作は第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品としても注目された作品だ。
『クラブゼロ』あらすじ
名門校に赴任してきた栄養学の教師、ノヴァク。彼女は「意識的な食事/conscious eating」という、「少食は健康的であり、社会の束縛から自分を解放することができる」という食事法を生徒たちに教える。無垢な生徒たちは彼女の教えにのめり込んでいき、事態は次第にエスカレート。両親たちが異変に気づきはじめた頃には時すでに遅く、遂に生徒たちはノヴァクとともに【クラブゼロ】と呼ばれる謎のクラブに参加することになる-。生徒たちが最後に選択する、究極の健康法とは?そしてノヴァクの目的とは?
不穏な空気がただようメインビジュアルが公開
「全盛期のキューブリックを彷彿とさせる冷静な眼差し」(THE FILM VERDICT)、「毒々しいユーモアを放つ作品」(FRANCE INTER)などと評価され、各国の観客を魅了し世界を不安にさせるイニシエーション・スリラーが、遂に日本へ上陸する。
今回公開されたのは、ノヴァク(ミア・ワシコウスカ)とともに、それぞれにさまざまな事情を抱える生徒たちの姿を写し出した本ビジュアル。優しく微笑みながらも、ただ真っ直ぐに前を見つめる彼女の眼差しからは強い信念を感じさせる反面、生徒たちの表情は固く、どこか不穏な空気が。
さらに「ヘルシーで幸福度がアップする“最新の健康法”。それは“食べないこと”」というコピーとともに、大きなプレートに一つのポテトを小さく刻む生徒の手元も活写。まさに健康や幸福をイメージさせるビタミンカラーの学生服が全体的にポップな印象を与える一方で、なぜか不似合いな表情を浮かべる彼らの姿に“異様さ”を感じる、不気味な魅力が詰まったビジュアルに仕上がった。
「オーストリア映画週間 2024」にて監督の来日も決定
また、6月29日(土)〜7月5日(金)にかけて開催される「オーストリア映画週間 2024[Our Very Eye 揺るぎなき視線]」では本作の上映、さらにジェシカ・ハウスナー監督の来日も決定。12月に控える公開を前に一足早く本作を鑑賞できる上映会には、ジェシカ監督も登壇予定だ。
『クラブゼロ』は12月6日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開。
作品情報
タイトル:『クラブゼロ』
日本公開:12月6日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開
出演:ミア・ワシコウスカ
脚本・監督:ジェシカ・ハウスナー
撮影:マルティン・ゲシュラハト
2023年/オーストリア・イギリス・ドイツ・フランス・デンマーク・カタール/5.1ch/アメリカンビスタ/英語/110分/原題:CLUB ZERO/字幕翻訳:髙橋彩/配給:クロックワークス
©︎COOP99, CLUB ZERO LTD., ESSENTIAL FILMS, PARISIENNE DE PRODUCTION, PALOMA PRODUCTIONS, BRITISH BROADCASTING CORPORATION, ARTE FRANCE CINÉMA 2023
公式サイト:klockworx-v.com/clubzero/
公式X:@clubzeromovie
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