アリアナ・グランデの楽曲「The Boy Is Mine」のミュージック・ビデオが公開され、「キャットウーマン」風のコスチュームや出演ゲストが話題になっている。
7日、アリアナ・グランデの楽曲「The Boy Is Mine」（ザ・ボーイ・イズ・マイン）のミュージック・ビデオが公開となった。この楽曲はビルボード・ランキングで首位を獲得した最新アルバム「Eternal Sunshine」（エターナル・サンシャイン）からミュージック・ビデオが制作された3曲目（※）のトラックとなる。
※これまでにはリードシングル「Yes, And?」（イエス、アンド？）、「We Can’t Be Friends （Wait for Your Love）」（ウィー・キャント・ビー・フレンズ（ウェイト・フォー・ユア・ラヴ））の2曲がミュージック・ビデオとしてフィーチャーされている。
【動画】アリアナ・グランデ「The Boy Is Mine」ミュージック・ビデオ
動画序盤では、アリアナがテレビのニュースを見ているようだ。そこに出演しているニュースキャスターの女性ふたりにも、意味がある。彼女たちはブランディ＆モニカ（Brandy ＆ Monica）。1998年にこの曲と同名の「The Boy Is Mine」をリリースし、「ビルボード・ホット100」で13週間1位を獲得した。この楽曲はアリアナの今回の楽曲のインスピレーションとなったと明かされている。
【動画】ブランディ＆モニカ「The Boy Is Mine」ミュージック・ビデオ
アリアナの「The Boy Is Mine」のミュージック・ビデオの舞台は「バットマン」に登場する「ゴッサムシティ」のような街。テレビにはペン・バッジリー演じる市長が映り、「街のネズミを駆除するため、空腹の野良猫を集めて放つ」といった施策を発表している。テレビの市長を見つめるアリアナの部屋には、なんと市長の写真や肖像画が大量。アリアナは惚れ薬（ポーション）を市長に飲ませる作戦を決行するため、これまた「バットマン」に登場する「キャットウーマン」のようなコスチュームに身を包み、夜の街に駆り出すのだ。
アパートに侵入すると、アリアナは市長を猫のような動きで誘惑。しなるムチでインディ・ジョーンズのように市長を捉えると、ついに惚れ薬を盛ろうと動く。しかし逆に市長は誘惑的な目で見つめながらアリアナのマスクを外し、惚れ薬を壁に投げつけるのだ。惚れ薬はハートの形に飛び散り、エンドロールでは仲睦まじい様子のふたりが描かれている。
ライブ・パフォーマンス映像も公開！
同日に「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に出演し、この楽曲を披露したアリアナ。ジミー・ファロンに対して彼女は「彼（ペン・バッジリー）の大ファンだったの。彼と一緒に仕事ができて本当に最高だった」と喜びを語っていた。
【動画】アリアナ・グランデ「The Boy Is Mine」ライブ・パフォーマンス
フリーライター（tvgroove編集者兼ライター）。2019年に早稲田大学法学部を卒業。東京都職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信しながら、映画関連のイベントの運営、各種SNS（X・Instagram）において映画に関する発信を行なっている。
