世界的人気を誇るイギリスのシンガーソングライター エド・シーラン。2016年に「第58回グラミー賞授賞式」で、大ヒット曲「Thinking Out Loud」が最優秀楽曲賞を受賞。
翌年2017年にリリースしたシングル「シェイプ・オブ・ユー/Shape Of You」は、世界的に大ヒットを記録。日本国内のストリーミング・サービスでも1億再生を達成し、日本のストリーミング・サービスで初めて1億回を突破した楽曲となった。
そんなヒット曲メイカーとしても知られているエド・シーランは、自身が歌う曲のみでなく楽曲提供もよく行っている。もしかしたら、あなたのお気に入りの楽曲もエドが書いているかも?意外と知られていない、エド・シーランが書いたヒット曲を紹介する。
メジャー・レイザー「Cold Water feat.ジャスティン・ビーバー&MO」
エド・シーランは、かなり多くの楽曲を制作しているため、時々自分が書いた曲を忘れてしまうという。2016年にリリースされ大ヒットを記録したメジャー・レイザーの「Cold Water」もその1つ。以前、ラジオ番組のインタビューでエドは同曲をつくったことをすっかり忘れていたと語っていた。
また、ディプロが同曲を使ってもいいかとエドに何度も聞いてきたという。しかし、その時は一体何の話しをしているのか、まったく分からなかったと面白いエピソードも明かしている。
「Cold Water」のような素晴らしい楽曲を忘れてしまうということは、まだリリースされていない最高の楽曲がたくさんあるのかも?
【動画】Major Lazer – Cold Water (feat. Justin Bieber & MO) (Official Lyric Video)
ワン・ダイレクション「Little Things」
ワン・ダイレクション(1D)のセカンド・アルバム「Take Me Home」に収録されている「Little Things」もエド・シーランが書いた楽曲の1つ。「Little Things」は、恋人は自分の欠点だと思っている部分が、僕にとっては魅力的でそんな君に恋してるんだ、と歌っているラブソング。これまで1Dがリリースした楽曲のなかでもトップの人気を誇る曲だ。
【動画】One Direction – Little Things
ちなみにエド・シーランは、1Dのメンバーと仲が良く、他にもデビューアルバム「Up All Nights」に収録されている「Moments」や、セカンドアルバムの「Over Again」、2014年にリリースされたアルバム「Four」の「18」なども作曲している。
アン・マリー「2002」
エド・シーランと10年近く友人だというアン・マリーの大ヒット曲「2002」。ファンの多い曲だが、元々シングルとしてリリースする気がなかったという。しかし、エドの後押しをうけリリースすることが決定したそうだ。
同曲はタイトル通り2002年に焦点をあてた曲。当時流行っていたブリトニー・スピアーズの「Ooops I Did It Again」と「Baby One More Time」、ジェイ・Zの「99 Problems」、NSYNCの「Bye Bye Bye」、ネリーfeat.セント・ルナティックスの「Ride With Me」など、ヒット曲の歌詞がたくさん登場。思わず、口ずさんじゃう楽しい曲だ。
【動画】Anne-Marie – 2002 [Official Video]
リアム・ペイン「Strip That Down ft. Quavo」
1Dが大好きなエド・シーランは、リアム・ペインのソロデビュー曲「Strip That Down」の楽曲制作にも携わっている。ちなみに、1Dのメンバーのソロ曲でエドが参加しているのは同曲のみ。
実は、曲中に何度も入っている「strip that down, girl」という耳に残るあの声はエドが担当しているそう。
【動画】Liam Payne – Strip That Down ft. Quavo (Official Video)
ジェス・グリン「Thursday」
ジェス・グリンの最新アルバム「Always In Between」に収録されている「Thursday」。この曲は、「木曜日にはメイクはしない。そのままの私で十分だから」と自分らしくいることを歌っており、とても勇気をもらえる曲。同曲にエド・シーランは作曲とギターで参加している。
【動画】Jess Glynne x Ed Sheeran – Thursday [Acoustic]
ショーン・メンデス「Fallin’ All In You」
かねてよりエド・シーランの大ファンだと明かしているショーン・メンデスとエドの待望のコラボ曲「Fallin’ All In You」。この曲は、イントロの10秒でエドらしさが溢れていて、エドファンにとっては、どこか懐かしさを感じるギターのサウンドと超ロマンチックな歌詞が注目のポイント。弱冠20歳のショーン・メンデスがソフトに歌い上げる。聴けば聴くほど、魅了される胸キュンソングだ。
【動画】Shawn Mendes – Fallin’ All In You
BTS(防弾少年団)「Make It Right」
韓国の大人気ヒップホップグループBTS(防弾少年団)のためにエド・シーランが作曲したという「Make It Right」。「彼女とやり直したい」という気持ちを歌った楽曲だ。
同曲が収録されている「MAP OF THE SOUL: PERSONA」はファンのために制作されたというアルバム。そのため、この曲は世界的に大人気なったBTSを以前よりも遠い存在に感じているだろう、デビュー当時からのファンに向けて歌っているのではないかと言われている。
【動画】BTS(防弾少年団)「Make It Right」
ザラ・ラーソン「Don’t Let Me Be Yours」
スウェーデン出身の次世代ポップ・クイーン ザラ・ラーソンが2017年にリリースしたデビューアルバム「So Good」に収録されている「Don’t Let Me Be Yours」。同曲はエド・シーランとの共作で、エドはバック・コーラスにも参加。ザラのパワフルな歌声と一緒にエドの声を聴くことが出来る人気曲だ。
【動画】Zara Larsson – Don’t Let Me Be Yours (Official Music Video)
今回は、ここ最近リリースされた有名なコラボ曲を並べたが、他にもあの人気急上昇中のボーイズグループや、全米1位の歌姫など、他にも、エド・シーランが楽曲制作に参加している曲はたくさん。まだまだ書き足りないため、第2弾をお楽しみに。
Shaine(シェーン)プロフィール:
1996年埼玉県生まれ。幼い頃からディズニー映画が大好きで、ディズニーチャンネルや海外のドラマをよく見ていた事がきっかけで、海外エンターテイメントに興味を持ち始めました。大好きな音楽、ファッションやメイクアップの知識を活かして、ライターとして活動しています。