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【訃報】『タイタニック』『アバター』プロデューサーのジョン・ランドーが死去、レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ジェームズ・キャメロンら追悼を声明

@jonplandau, @leonardodicaprio, @jamescameronofficial / Instagram FILMS/TV SERIES
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映画プロデューサーのジョン・ランドーが死去。著名人が追悼の意を示している。

20世紀フォックスのフィーチャー・プロダクションのEVPを務めた後、ジェームズ・キャメロンが設立したライトストーム・エンターテインメントにCOOとして参加し、『タイタニック』(’97)と『アバター』(’09)で興行収入の歴史を築いた映画プロデューサー、ジョン・ランドー。彼は16か月間のガンとの闘病の末、金曜日に63歳で死去した。

彼の死を悼み、『タイタニック』『アバター』のジェームズ・キャメロン監督、『タイタニック』主演のレオナルド・ディカプリオケイト・ウィンスレット、『アバター』主演俳優のサム・ワーシントンらが追悼の声明を出している。

レオナルド・ディカプリオ

ディカプリオは「ジョンは非常に親切で賢く共感力のある魂を持ち、関わるすべての人や物に対してポジティブな影響を与えたいと常に考えていました。彼のレガシーとリーダーシップは永遠に生き続けます。ご家族全員にお悔やみを申し上げます。安らかにお眠りください。あなたは深く悼まれることでしょう」と声明を発表。

ケイト・ウィンスレット

同じく『タイタニック』のケイト・ウィンスレットもランドーの思い出を回想。

「ジョン・ランドーは最も親切ですばらしい人でした。彼は非常に思いやりがあり、すばらしいクリエイティブなチームを支援し、育成することに卓越していました。彼の人生の強みは、家庭でも職場でも、ファミリーの重要性を理解していたこと。彼は常に笑顔と感謝であふれる人でした。この文章を書いていることが信じられません。彼がいなくなったなんて信じられません」。そうウィンスレットは生前のランドーを称えた。

ジェームズ・キャメロン

さらに『タイタニック』『アバター』ともに監督を務めたジェームズ・キャメロンはDeadline誌を通じて「『アバター』ファミリーは、友人でありリーダーであるジョン・ランドーの喪失を悲しんでいます。彼の突飛なユーモア、パーソナルな魅力、心の広さと強い意志は、ほぼ二十年間『アバター』の世界の中心にありました」と追悼。

続けてキャメロンは「彼が製作した映画だけでなく、彼が示した個人的な模範も彼の遺産です。屈強で思いやりがあり、包容力があり、疲れ知らずで洞察力があり、完全に唯一無二の存在でした。彼は権力を振るうことでではなく、温かさと映画作りの喜びを広めることですばらしい映画を制作しました。彼は私たち全員に、毎日ベストを尽くし、最善を尽くすよう励ましました。私は31年間の最も親しい協力者であり、親友を失いました。自分の一部が引き裂かれたように感じます」と悲しみを語った。

サム・ワーシントン

『アバター』シリーズで主演を務めているサム・ワーシントンは、映画に登場する民族“ナヴィ”に言及し、「ジョンはハートでいっぱいの人物でした。彼は触れるすべてのものと人に対して、それをより良くできると感じさせました。彼はユーモアと強さ、思いやりと親切さでリードしました。ナヴィは、『すべてのエネルギーは借り物であり、いつかそれを返さなければならない』と言いますね。ジョン、あなたが見えます(I See You)」と、『アバター』の象徴的なセリフを通じてランドーを追悼した。

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