映画『ACIDE／アシッド』が8月30日（金）に日本公開決定。
死の酸性雨が降り出し、人々が極限状態を生き抜くことに…。サバイバル・スリラー映画『ACIDE／アシッド』（原題：ACIDE）が8月30日（金）よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開となる。
© BONNE PIOCHE CINÉMA, PATHÉ FILMS, FRANCE 3 CINEMA, CANÉO FILMS ‒ 2023
新鋭が2作目で放つサバイバル・スリラー！
イナゴの暴走を描いたNetflixのホラー映画『群がり』（’21）で長編デビューを果たしたジュスト・フィリッポ監督の2作目『ACIDE／アシッド』は、第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門や、シッチェス・カタロニア国際映画祭に出品され、2024年セザール賞視覚効果賞にもノミネートされた衝撃作。
人間や動物だけでなく、車や建造物さえも溶かしていく“死の酸性雨”が電力や水道といったインフラを次々無効化した世界で、人々は身を隠せる場所すら失っていくというストーリーだけでも戦慄させられる今作。ダイナミックなワイドショットと視覚効果を駆使した“殺人雲”の恐怖は、スクリーンに映えることだろう。
© BONNE PIOCHE CINÉMA, PATHÉ FILMS, FRANCE 3 CINEMA, CANÉO FILMS ‒ 2023
さらに出演陣にはフランス映画界の実力派俳優が集結。主人公ミシャル役には、ギヨーム・カネ（『冬時 間のパリ』（’18）『ベル・エポックでもう一度』（’19））。数々の話題作に出演し、監督としても名高い俳優だ。さらにミシャルの妻であるエリース役には、センセーショナルな演技で注目され、セザール賞有望若手女優賞にもノミネート経験のあるレティシア・ドレッシュ（『若い女』（’17）『シンプルな情熱』（’20））が配役され、キャストも磐石だ。
恐ろしいポスタービジュアルが解禁！
© BONNE PIOCHE CINÉMA, PATHÉ FILMS, FRANCE 3 CINEMA, CANÉO FILMS ‒ 2023
この度、日本完全オリジナルとなるポスタービジュアルが解禁。アスファルトをも溶かす“死の酸性雨”が作り出した水溜まりが強烈なインパクトを放っている。水の中には、よどんだ空の反射だけでなく、溶けていくように歪んだ少女の顔も映っているのがわかる。
【予告編】『ACIDE／アシッド』
さらに予告編も解禁。突如降り出した強力な酸性雨によって世界が荒廃していく様子が生々しく描かれる。
破壊される街、パニックになりながら逃げ惑う人々、なんとか生き延びようとする家族。視覚効果賞も伊達ではないリアリティによって恐怖が走る、緊迫感あふれる予告編だ。
この夏は、『ACIDE／アシッド』で、“死の酸性雨“に震えよう。サバイバル・スリラー映画『ACIDE／アシッド』は8月30日（金）日本公開。
作品情報
＜STORY＞
異常な猛暑に見舞われたフランスの上空に不気味な雲が現れる。それは南米に壊滅的な被害をもたらした酸性雨を降らせる危険な雲だった。北部の地方都市に住む中年男性ミシャルと元妻エリースは、寄宿学校に預けていた十代の娘セルマをからくも救出するが、あらゆるものを焼き尽くすように溶かす強酸の雨は、容赦なく大勢の市民の命を奪っていく。フランス全土が大混乱に陥るなか、安全な避難場所を探し求めてあてどなく歩き続ける親子の行く手には凄まじい群衆パニックと、あらゆるものを溶かす高濃度酸性雨のさらなる恐怖が待ち受けていた…。
監督・脚本：ジュスト・フィリッポ
出演：ギヨーム・カネ、レティシア・ドッシュ、ペイシェンス・ミュンヘンバッハ
2023年｜フランス｜100分｜フランス語｜4K｜シネスコ｜カラー｜5.1ch｜原題：ACIDE｜日本語字幕：星加久実｜配給：ロングライド
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公式サイト
フリーライター（tvgroove編集者兼ライター）。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS（Instagram・X）においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。
