映画『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』主演のユアン・マクレガーから、日本へのメッセージ動画が到着した。
ユアン・マクレガーと実娘クララ・マクレガーによる親子W主演作『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』が新宿ピカデリーほかにて全国公開中。主演のユアン・マクレガーより日本の観客へ特別にメッセージ動画が届いた。
【動画】ユアン・マクレガーより日本の観客へ向けたメッセージ動画
本国アメリカでは配信がメインで、劇場上映は限定的であった『ブリーディング・ラブ』。全国公開が実現した日本に向けて、マクレガーはセルフィーでメッセージ動画を撮影してくれた。彼は現在休暇でノルウェーに訪れているようだ。
「私たちの映画をぜひ観てください。心の底から美しい映画だと思います。娘がプロデュースし、脚本を書き、実現させました」と実娘クララが描き上げ、ふたりで演じた今作を誇ると、続けて「私はただ父親を演じただけ。簡単で自然なことでした。私は彼女の父親ですからね」と、等身大で父親役を演じたことを説明した。
昨年の東京コミコンで来日を果たし、ファンを熱狂させたユアンは「日本にいる時間が大好きなので、またすぐに来日できることを願っています。」と日本への愛も語り、最後は「日本の皆さんにたくさんの愛を。ブリーディング・ラブ!」と笑顔で締め括った。
新場面写真も解禁
ユアン・マクレガーの映画デビュー30周年記念作品でもある今作は、娘クララとのかけがえのない記憶を元に映画化されている。
今回のメッセージ動画と合わせて解禁された場面写真では、ユアン演じる父親が、ドラッグ・アルコール依存症の娘と出かけた旅先での場面の数々を見ることができる。クララ演じる娘との2ショットのほか、娘が幼い頃に自身もアルコール依存症だった父親が自助グループに参加する姿や、旅の途中で失踪した娘を必死に探す彼の表情などが映し出されている。
ユアン・マクレガーとクララ・マクレガーが親子で贈る最新映画『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』は、全国公開中。
作品情報
『ブリーディング・ラブ はじまりの旅』
<STORY>
何年も疎遠だった娘のある出来事をきっかけに、父は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば二人の溝を埋められるか分からない。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返す。旅の目的地が近づいてきた時、二人はお互いが抱える問題と向き合うことになる。
監督:エマ・ウェステンバーグ
脚本:ルビー・キャスター、クララ・マクレガー、ヴェラ・バルダー
出演:ユアン・マクレガー、クララ・マクレガー
配給・宣伝:ロングライド
2023年/アメリカ/英語/102分/シネマスコープ/5.1ch/カラー/原題:Bleeding Love/PG12/日本語字幕:岩辺いずみ
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フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。