サマーソニック&ソニックマニアのタイムテーブルが公開となった。
2024年8月に行われる音楽フェスティバル「サマーソニック」および「ソニックマニア」のタイムテーブルが発表となった。(詳細は公式サイトを参照)
さらに、下記のとおり各公演の追加アーティストや、東京公演のチケット再販、8月17日深夜の「MIDNIGHT SONIC」において星野源がキュレーションする“so sad so happy 真夜中” Curated by Gen Hoshino の開催が決定するなど、新情報が続々発表された。
東京にThe BONEZ、大阪にも2組の次世代アーティストが追加
そして追加発表に関しては、8月17日(土)東京公演の PACIFIC ステージに、圧倒的にエモーショナルなライブで会場を盛り上げる4人組ロックバンドThe BONEZの出演が決定。また大阪公演のオープニングアクトとしては、若い世代から強く支持される2組の次世代アーティストtonun、Conton Candyの出演が決定した。
オールナイトフェス「ソニックマニア」に2組のアーティストが追加
8月16日(金)開催のされるソニックマニアは、幕張メッセ内の3ステージをダンス・フロアに昇華させる、日本最大のオールナイトフェス。ソニマニでしか観られない多ジャンル且つ国内外の贅沢な出演者の組み合わせで、激しいビートを受け止めて好きなだけ踊るも良し、音と自身の世界に入り込み朝まで堪能するも良しといった、まさに全音楽”マニア”のためのフェスティバルだ。
さらにソニックマニアのオープニングアクトとして、世界最大規模のビートボックス世界大会「Grand Beatbox Battle 2023」のクルー部門で優勝を果たし、文字通り世界一位の称号を得た“自身の声のみでステージを成り立たせる”ビートボクサー4人組のSARUKANI、世界中が注目する最大規模の複合フェスティバル『SXSW』に 2 年連続出場を飾ったカメレオン・ライム・ウーピーパイといった、グローバルな活動に注目が集まる2組も追加となった。
東京公演の深夜を、星野源が盛り上げる
8月17日(土)東京公演深夜のMIDNIGHT SONICにおいては、昨年に引き続き星野源が深夜のSONIC STAGEを丸ごとキュレーション。“so sad so happy 真夜中” Curated by Gen Hoshino と銘打ち、豪華な出演者が真夜中の幕張に集結する。
言わずと知れた現代ジャズ界の最重要人物であり、一貫した文化的メッセージを発信しながら、ゴスペル、ヒップホップ、R&Bなど多様なジャンルを自分のものとしたスタイルで複数のグラミー受賞歴を誇り、名実ともに世界最高峰のミュージシャンの一人であるROBERT GLASPERが、多くのアーティストからその歌声を称賛される注目シンガー YEBBA とのスペシャルユニット、ROBERT GLASPER WITH SPECIAL GUEST YEBBA として出演決定。
加えて、エレクトーンを武器にした独自の即興音楽で 90 年代から活動し様々なミュージシャンのゲスト キーボーディストとしても演奏を続ける TUCKER、豊かなバックグラウンドと確かなセンスをもってジャズとヒップホップの間を繕い再構築するような最重要プロデューサー、かつマルチ・プレイヤーでシンガーの TERRACE MARTIN、現在日本のポピュラーミュージックシーンにおいて唯一無二の存在であるドラマー石若駿と同世代のミュージシャンで紡がれるプロジェクト Answer to Remember、そして DJ として HIPHOP 黎明期から現在の DJ シーンまでも支えている DJ JIN(RHYMESTER)、ギタリストとしての活動の他にもプロデュースワークや楽曲提供など活動は多岐にわたり「ペトロールズ」の歌とギターを担当している nagaokaryosuke、さらに今回のキュレーターの Gen Hoshino がレアな DJ スタイルで出演する。
気になる MIDNIGHT SONIC のタイムテーブルは後日発表となる。
※「MIDNIGHT SONIC」は、すべての SUMMER SONIC 東京の入場券で入場可能。さらに「MIDNIGHT SONIC」に参加できるチケットの販売も 7月13日(土)午前10時から開始予定。
東京・大阪それぞれのロケーションの魅力
サマソニ東京は、それぞれ違った魅力のある6つのステージで成り立つ。屋外の2ステージはマリンエリアの潮風を感じられるスタジアムと、チルな想い出が毎年つくられていくフォトジェニックなビーチステージ。冷房が効いた快適な幕張メッセの屋内エリアには、国内外から豪華な出演者が揃い踏みで、朝から晩まで贅沢なラインナップを堪能できる4つのステージが存在する。
両エリア間の移動には、無料のサマソニ専用シャトルバスなども活用可能。水分補給など夏の暑さに対策しつつ、理想のマイタイムテーブルをカスタムしよう。
また、今回新しい会場での実施となったサマソニ大阪では、緑にあふれた開放的なロケーションとそこに現れるステージの別次元的な魅力を存分に感じられるという。さらに万博記念公園内の1970年大阪万博の象徴である太陽の塔の内部公開も、サマソニ大阪来場者限定で楽しめる。(こちらは7月11日(木)午前10時よりサマソニアプリからチケット事前受付開始。先着受付)
東京公演のチケット再販のほか、「朝イチ整理券」や「ピクニックボックス」も販売
また、チケットを惜しくも手に入れられなかった方に朗報。東京会場のみ、若干数のチケットの再販 売が決定した。再販売の対象となるのは各日1DAYチケット、プラチナチケットとなる。(SOLD OUT となっている大阪公演の再販予定はなし。)
さらにタイムテーブルを見ていち早くステージエリアへ向かいたくなった方は、本年から導入される「朝イチ整理券」の購入も視野に入れよう。さらに、マリンスタジアムをゆったりと楽しめるピクニックボックスの再販も決定しており、チェックするべき情報は多そうだ。(朝イチ整理券、ピクニックボックスは共に別途入場チケットが必要。)
いよいよ開催まで 2 ヶ月を切ったソニックマニアとサマーソニック、この後もたくさんの会場内コンテ ンツの発表を予定しています。引き続きオフィシャル HP と SNS のチェックをお願いします。
SUMMER SONICについて
2000 年 8 月、国内初の関東・関西の 2 大都市での同時開催&出演アーティストを総入替、という画期的なフェス形式のもと開催。グリーン・デイ、ブルース・エクスプロージョンをヘッドライナーに、国内外のアーティストが集結した。
その後も伝説のバンド、ガンズ・アンド・ローゼズが出演するなど音楽業界の“事件”ともいうべきその瞬間を、衝撃と共に多くのオーディエンスが体感。レディオヘッド、ブラー、オアシス、メタリカ、リンキンパーク、ダフトパンク、クイーンら海外フェスも羨むようなラインナップが毎年の話題となりステージ数、アトラクションエリアも拡大。07年にはヘッドライナーに史上最速・最年少のアーク ティック・モンキーズを抜擢、サマソニ史上初の HIPHOP アクトのヘッドライナーとしてブラックアイド・ピーズを招聘するなど、常に変化し続ける音楽シーンを見事に反映した世界的フェスティバルに変貌を遂げた。
レディ・ガガやテイラー・スウィフトなど注目のアーティストをイチ早くキャッチしてきたのもサマソニの大きな特徴となっている。20 周年を迎えた 2019 年は、B’z、レッド・ホット・ チリ・ペッパーズ、ザ・チェインスモーカーズをヘッドライナーに迎え東阪で 30 万人の動員を記録した。
パンデミックを経て 3 年ぶりの開催となった 2022 年は、東阪共にソールドアウト。インターナショナルフェスティバルとして注 目度の高さを見事に証明し、2023 年は最速完全ソールドアウト。今年は大阪会場を万博記念公園に移転し、さらに新たなチャレ ンジとしてサマーソニック・バンコクを実施し本格的な海外進出を目指す。
フリーライター(tvgroove編集者兼ライター)。2019年に早稲田大学法学部を卒業。都庁職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)においても映画に関する発信を行いながら、YouTubeチャンネル「見て聞く映画マガジンアルテミシネマ」にて映画情報・考察・レビュー動画などを配信したり、映画関連イベントの企画・運営も行っている。